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「催眠鎮静剤」の市場規模は4年間で2.2倍(2006年4月)

ストレスで眠れない人は約5割。眠れない原因の第一位は仕事や学業のこと。

株式会社インテージは、インテージのパネル調査であるSRI(全国小売店パネル調査)と、インターネット調査の結果から、眠りに関する調査をとりまとめた。

パネルデータ SRIより

最近数年間の催眠鎮静剤市場の推移をみた。2002年に32億円の規模であったのが2005年には72億円と、4年間で2.2倍と大きく伸びている。(図1)  *年度は1月~12月
「催眠鎮静剤」(注1)市場が伸びている理由としては、「睡眠改善薬」(注2)がCMなどの効果で、潜在需要を掘り起こしたから、というのも一因かもしれない。

図1 催眠鎮静剤市場規模の推移

<図1 催眠鎮静剤市場規模の推移> SRIデータ

(注1) 催眠鎮静剤: 「睡眠改善薬」と、気持ちの高ぶりやイライラ感を鎮める「鎮静剤」の2種類の薬剤をひとくくりにしたもの。
(注2) 睡眠改善薬: 睡眠薬ほど強くなく、薬局などで売られている市販薬で、眠りを助ける薬。

インターネット調査より

首都圏に居住する20歳から49歳の男女個人に対して、眠りに関する調査をインターネットで行った。

インターネット調査に回答した全員(751人)に、ストレスから眠れないことがあるかを聞いた。(図2)。「よくある」10.7%、「たまにある」37.3%と、ストレスによる不眠を訴える人は48%と、半数近くにのぼる。性別、年代別に特徴的な差はみられない。

図2 ストレスによって眠れないこと(N=751)

図2 ストレスによって眠れないこと

眠れないことが「よくある」、「たまにある」と回答した360人に、眠れない原因を聞いたのが表3である。
「ご自身の仕事や学業のこと」が58.3%と最も多い。続いて「将来への不安」36.7%、「経済面のこと」32.5%と続く。職場、家族、友人・知人との人間関係にも不眠の要因はあるようだが、やはり、自分自身に関する問題が多いようである。


表3 眠れない理由(n=360)

表3 眠れない理由

眠れないことが「よくある」、「たまにある」と回答した360人に、最近1年間の不眠への対策をみたところ(表4)、「マッサージ、運動、サウナなど」、「安眠グッズ(安眠枕、お香、音楽CD、サプリメントなど)の利用」が30%前後で、手軽な対策から始めているようだ。
一方で、「通院や医師に処方された薬」15.6%、「市販の睡眠改善薬」を使った12.2%というように、薬の服用も10数パーセントある。


表4 過去1年間の不眠への対策(n=360)

表4 過去1年間の不眠への対策