
1年目は銀行からの出向という形で入社しました。最初のカルチャーショックは、ノーネクタイのビジネスカジュアルとフレックスタイム制度(注)、上司と部下の関係もフレンドリーで銀行とは違う自由な風土にびっくりしました。
2年目以降は銀行から転籍し、取締役としてジャスダック上場、東証2部上場、東証1部銘柄指定までインテージの成長過程を役員や社員と一緒に体感することが出来ました。手前味噌ですが、社員の質も平均的に高く、それぞれの仕事に誇りをもって取り組んでいる姿はお客様からも一定の評価をいただいています。自らのスキルを磨き、ひたむきにお客様の要望に応えようとする真面目さが当社の特徴であると感じています。
(注)フレックスタイム制度…10時30分から3時までをコアタイムとして、朝と夕方はお客様や仕事の都合で出退時間を調整できる制度
最も大切なことですが、お客様企業に信頼していただけるサービスや商品を当社グループの社員一人ひとりが創り続けていくことが持続的な発展につながると考えています。
そして基本的なことですが、お預かりしている各種情報の管理、サービスや商品の品質維持向上も欠かせません。当社グループの事業の特性上、多種多様かつ大量の企業情報や個人情報を取り扱っていますので、当社グループにおきましては以前からプライバシーマーク取得により個人情報の適切な取り扱い、また、サービスや商品の品質に関わる各種の品質基準(ISO)認証を取得し更新するなど、積極的に取り組んでいます。個人情報の漏洩事件などの報道がされますが、当社グループにおいてそういったことが起きてしまったら、それこそ企業の存続に関わる大問題になってしまいます。ここは今後も念には念を入れて取り組んでいきます。
また、株主の皆様は会社が発表する財務情報・新サービス情報・新商品情報・各種経営情報などを信じて投資してくださっています。株主の皆様に速やかに届く正確な情報発信が大切で、良いことも悪いことも時間を置かずに積極的に発信していく姿勢をこれからも大切にしていきます。
おかげさまでインテージは平成22年3月に50周年を迎えることが出来ました。
株主の皆様、そしてお客様企業のご支援のおかげでインテージグループは市場調査の力とシステムの力を有するまれな企業グループに育ち、市場調査業界おける売上高では世界で10位、日本ではナンバーワンに位置する文字通り日本のリーディングカンパニーになることが出来ました。連結売上高ではこの10年間、増収を堅持しています。連結配当性向は25%を目安と置いておりますが、結果的に平成22年3月末には30.4%となりました。配当利回りも平成22年3月末には3%を越える水準となっています。また、50周年を契機に株主優待制度を新設いたしまして、平成22年9月末に保有いただいた株主様から制度が適用されます。
インテージグループは財務基盤も安定してきておりますので、株主様には是非長期でお持ちいただき、インテージグループの成長を引き続き見守っていただきたいと考えています。