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当社の役員・社員(インテー人)へのインタビュー!
事業内容や今後の方向性を基本テーマに話を聞きます。
![[第2回]常務取締役 南郷 格](img/interview_2_img.jpg)
経歴
趣味・特技など
囲碁、トレッキング(2000m級の山を4~5時間かけて登ります)
読書(週1、2冊は読むよう心掛けています)、下手なマージャン

インテージに入社された経緯を教えてください
偶然目にした新聞募集広告で受験 入社後に驚く事実が
私は昭和50年(1975年)入社です。専攻は理系で、4年生の春先までは教職と大学院で迷っていました。しかしながら、そのころでもオーバードクター(注)は就職難で、よほどの能力と経済力がないと厳しいと考え、大学院は諦めました。教職の方も教育実習などの準備は進めていましたが、最終的にいま一つ興味を持てず断念しました。
学生運動などで世相騒然とした余韻の残っているなか、現在と違い大学の就職指導もあまりない学生生活でしたが、遅ればせながら4年生の夏以降に就職活動を始めました。
インテージ(当時は社会調査研究所)を知ったのは新聞募集広告で、若くて可能性がありそうな会社だと思い、9月に面接を受けて合格。その後、3月までほとんど連絡なしの状態でした。
4月になって入社式へ出席したところ、人事関係者が全員変わっていたことにビックリしました。しかも、前年の組合問題の結果、売上を上回る累積欠損金があることが発覚したことを知り、「私の社会人生活は、借金の返済で終わるのかな」と思ったことを記憶しています(苦笑)。
その後5年間は新入社員が入らず、私はいつまでも最若手でした。今振り返っても不思議ですが、給与が低く生活は苦しかったのですが、辞めようと考えたことはありませんでした。やはり、お客様の期待と、どん底の苦しいなかでも前向きにがんばる仲間に支えられたと思っています。
(注)オーバードクター・・・大学院の博士課程を修了しているが、定職に就けない人、状態のこと

インテージの魅力とはどんなところですか?
「インテージの総合力」と「研究・開発」への熱い思い
そして、なくしてはならない「謙虚さ」
やはり、大きなマイナスを抱えながらも社員が一丸となって再スタートし、不死鳥のごとく会社を甦らせた「インテージの総合力」でしょう。これを支えているのは、「業界でも選りぬきのお客様」「お客様をはじめとする関係者の皆様に育てられたグローバル基準でも負けない商品群」「常に粘り強く前向きに努力し続ける仲間達」だと思っています。
また、研究・開発にも熱心です。例えば、インテージは日本のPOS導入段階(1980年代)から財団法人流通システム開発センターと流通・メーカーによる共同研究を手弁当で推進していました。また、同時期には自らハードメーカーと組んで、薬局・薬店向けPOSレジを開発し、情報収集端末として貸し出していました。現在でもpersonal eye専用の小型バーコードスキャナーなどは独自仕様ですし、ネットリサーチの研究開発など新テクノロジーへの取り組みは熱心です。
もうひとつの魅力は、グローバルな競合社をベンチマークすると同時に、そこから謙虚に学ぶ姿勢を持っていることです。競合社は私たちにとって先達であり、その規模、広がり、深さ、新技法開発、顧客コラボレーション力など、まだまだ学ぶことがある相手と考えています。

南郷さんの考える今後のインテージ像を教えてください
時代対応型のユニーク性と専門性を持った企業へ
キーパーソンは「情報価値鑑定士」
来年には創業50周年を迎えますが、私たちはすでに「次の50年」を見据えています。基本的には、新しい“付加価値”と“存在価値”をいかにしてすべてのステークホルダーへ示していくかが問われていると考えています。これをベースにして現在取り組んでいる第9次中期経営計画においては、業界別プラットフォーム構築や次世代消費者情報の開発、コンサルティング領域への展開など「次の50年」のための新しいビジネスモデル開発を推進しています。
ここで、少し違った視点で私の夢を述べてみたいと思います。
私は、インテージは時代対応型のユニーク性と専門性を秘めた、素晴らしい企業になる大きな可能性を有していると確信しています。
現代社会はインターネットによって情報の洪水状態です。しかもこの新しい情報系では、既存の統計解析が成立しないケースが多々あります。データの分布形を押さえて、最適な解析法を試行し、そのデータから適切な意味を読み取ることがますます難しくなっていきます。
しかし、インテージ社員はデータに対する親和性と、データの渦の中での試行錯誤に耐える力が強いと考えています。当社では、データから一歩離れて本質を把握しようとすることと、データにとことんこだわることを繰り返すことによって解析力と発見力を向上させて顧客へインサイト提供を行うことができる存在を「情報価値鑑定士」と表現しています。
若い社員たちは、自発的に「情報価値鑑定士」を目標として日々の業務に取り組んでいます。簡単なことではありませんが、その姿勢が大きな可能性を有した素晴らしい企業への道を拓くと私は確信しています。