Search

キーワードを入力してください

記録的な猛暑で清涼飲料の販売が軒並み急増(2004年8月)
PICK UP
  • 「スポーツドリンク」 前年同週比2倍以上
  • 「液体茶」「ミネラルウォーター」「ジュース類」「栄養ドリンク」などの清涼飲料も顕著な伸び
株式会社インテージは、インテージのパネル調査のひとつであるSRI(全国小売店パネル調査)の結果から、今年の夏(猛暑)と去年の夏(冷夏)の同じ週を比較して、清涼飲料の販売動向をとりまとめた。
調査結果

今年と昨年の夏の清涼飲料の販売動向

記録的な猛暑でこの夏の清涼飲料の販売は軒並み上昇している。熱中症などで病院に運ばれる人も後を絶たず、東京で40度近い最高気温を記録するなど、水分補給が欠かせない日が続いている。これからも猛暑が続くと予想されており、清涼飲料の「特需」も記録的なものとなりそう。

SRIによると、ほとんどの飲料で販売容量は昨年を大きく上回っていることがわかった。
東京で最高気温39.5度を記録した7/19の週では、「スポーツドリンク」が前年の2倍以上と、最高の伸びとなった。「スポーツドリンク」は体内への吸収が早く、塩分補給も同時に行える暑さ対策の飲料として大人気となっているようだ。
また、「液体茶」「ミネラルウォーター」「ジュース類」「栄養ドリンク」も7/19の週では前年比1.3倍以上の伸びを示しており、暑さ対策の水分補給、栄養補給の飲料として愛用されているようだ。
「ジュース類」「栄養ドリンク」は、家庭内における飲用実態としてはここ4年間で15%以上低下した(当社SCI 調べ)飲料であるが、猛暑の中で大きく盛り返しているといえる。

[図1] 
清涼飲料の前年同週比

[表1] 
清涼飲料の前年同週比(販売容量ベース)
上段:実数(単位ml/1店当たり)
下段:指数(2003年同週=100)

(参考)東京の最高気温の比較(℃)

ページTOPへ

転載・引用について

本レポートの著作権は、株式会社インテージが保有します。本レポートの内容を転載・引用する場合には、出所として弊社名(株式会社インテージ)、調査名称および調査時期を明記してくご利用ください。

ex)
インテージ ビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』 2015年2月調査
株式会社インテージのビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』(2015年2月調査)によると・・

【転載・引用に関する注意事項】
 以下の行為は禁止いたします。
・本レポートの一部または全部を改変すること
・本レポートの一部または全部を販売・出版すること
・出所を明記せずに転載・引用を行うこと
・公序良俗に反する利用や違法行為につながる可能性がある利用を行うこと

※転載・引用されたことにより、利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。
※この利用ルールは、著作権法上認められている引用などの利用について、制限するものではありません。

調査会社概要

【株式会社インテージ】 http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values 〜お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点にたったマーケティングの実現を支援して参ります。

最新の調査レポートやマーケティングトレンドはこちらでご覧いただけます。
インテージ知るギャラリー

調査レポートトップへ