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団塊・シニア世代のライフスタイル調査を実施(2006年9月)
PICK UP
  • 団塊世代の50代は、経済的にゆとりはあるが将来への不安感も高い
  • リタイア後の60代男性はより家事に参加し
  • シニア世代は成熟した夫婦の関係へ
マーケティングリサーチ最大手の株式会社インテージは、団塊・シニア世代のライフスタイル調査を行いました。
2007年以降、戦後生まれの団塊世代が定年退職の年齢を迎え、新たな巨大消費者市場が誕生しようとしています。
そこでインテージでは、この新たな消費者市場について、ライフスタイルの観点からこれからの動向を探るために、50歳から69歳までの男女にインターネットでのアンケート調査を実施いたしました。
調査概要
調査期間
2006年8月18日(金)~8月22日(火)
調査対象
京浜(一都三県)在住の50歳から69歳までの男女(Yahoo!リサーチ・モニター)
対象者条件
50代男性は有職者、60代男性は無職者
調査方法
ウェブ上でのアンケート調査
有効回答者数
468名(50代男性‐109人、60代男性‐114人、50代女性‐119人、60代女性‐126人)
調査実施機関
株式会社インテージ・インタラクティブ
調査結果

調査結果のポイント

  • リタイア後の60代男性は、50代男性よりも家事に積極的に参加する姿勢がみられ、家庭での夫婦の関係に大きな違いがあることが明らかになりました。
  • 「週に1回以上食事を作る」とした人が50代男性では31%なのに対して、60代では48%となっています。同様に買い物の回数も60代男性がより多くなっています。
  • 自由記述回答からも、家庭ではお互いの関係をより大切にし、それぞれの楽しみを尊重して過ごしていることがうかがえます。
  • 50代・60代ともに、過半数が「経済的ゆとりがあるほうだ」と回答していますが、50代では将来の経済面での不安を感じる割合も80%を越えています。
  • 60代は、「健康の維持・向上」により高い関心を持っています。また、テレビショッピングや通信販売を利用する人は50代より60代が多いことも分かりました。

50代(団塊の世代)と60代以上(シニア世代)のライフスタイルは、今後の社会動向によって変化していくことが考えられます。インテージでは、今後もこれらの新たな巨大消費者市場の中核となる団塊・シニア世代の動向に注目していきます。

調査結果の詳細

質問1:
あなたは現在、以下のことをどれくらいの頻度で行っていますか。(50代男性と60代男性の比較)

質問2:
(定年退職された方へ)定年退職されて、パートナーとの関係はどのように変わりましたか。
(仕事をされている方へ)定年退職されたら、パートナーとの関係をどのように変えたいと思いますか。(自由記述回答より抜粋)
  • 在勤中は家庭内の仕事がたくさんあることに気付いていなかったのですが、今は掃除、ゴミ出し、庭の手入れなどの家事分担を決めて仲良くやっています。(60代男性)
  • 自分で何もしない人だったので一時は大変でしたが、いろいろな習い事に誘ったら、今は自分の好きな趣味にはまったので、各自楽しく過ごし、夕方帰ります。(60代女性)
  • 一緒の時間が増えるので今以上に思いやる気持ちが必要になる。(50代男性)
  • 主人は夫婦で遊びたい人なので、今から私の趣味や友人との時間を尊重してくれるように話し合っています。(50代女性)
質問3:
現在のご自身・ご家庭の経済状態をどのように感じていますか。

質問4:
将来(10年くらい先)について、ご自身・ご家庭の経済面における不安を感じることがありますか。

質問5:
あなたにとって、現在興味や関心があることは何ですか。(複数回答:25の選択肢から3つまでを選択)

質問6:
あなたは現在、以下のことをどれくらいの頻度で行っていますか。

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インテージ ビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』 2015年2月調査
株式会社インテージのビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』(2015年2月調査)によると・・

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調査会社概要

【株式会社インテージ】 http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values 〜お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点にたったマーケティングの実現を支援して参ります。

【株式会社インテージ・インタラクティブ】
株式会社インテージ・インタラクティブは、国内におけるマーケティングリサーチの草分けであるインテージグループの一員として、インテージの持つ「知見」や「ノウハウ」を活用し、早さや手軽さだけではない「品質」を重視したインターネットリサーチサービスを提供しています。
※ 平成22年4月1日をもって株式会社インテージへの吸収合併

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