Search

キーワードを入力してください

“土用の丑の日” 直前意識調査 『今年、あなたはうなぎを食べますか?』
PICK UP
  • “土用の丑の日はやっぱりうなぎ”約7割
  • 約8割は産地を選んで購入。自宅で食べる傾向
マーケティングリサーチ最大手の株式会社インテージは、2009年7月1日~7月3日に、インテージ・ネットモニター“キューモニター”のうち全国の15才以上の男女1000名を対象として、“土用の丑の日” 直前意識調査『今年、あなたはうなぎを食べますか?』を実施し、結果をまとめました。
※土用の丑の日 豆知識
土用は、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のこと。そのなかで十二支が「丑(うし)」の日を“土用の丑の日”といい、特に夏の“土用の丑の日”に、暑さを乗り切るためにうなぎを食べる習慣があり、今年は7月19日、7月31日がそれにあたる。なお、“土用の丑の日”にうなぎを食べるようになったのは江戸時代のこと。
調査概要
調査方法
インターネット調査
調査地域
全国
調査対象者
インテージ・ネットモニター“キューモニター” 15才以上男女個人
サンプル構成
男性500人/女性500人の合計1,000人
調査期間
2009年7月1日(水)~7月3日(金)
調査実施機関
株式会社インテージ・インタラクティブ
調査結果

1. 今年の“土用の丑の日”にうなぎを食べる人は約7割。若年層では“土用の丑の日”を知らなかった人も

今年の“土用の丑の日”にうなぎを食べるか聞いたところ、「食べる(食べたいと思っている)」が67.1%となり、どの年代でも「食べない(食べるつもりはない)」を上回った。年代が上がるにつれ「食べる」人の割合が高くなっており、特に、男性40代、50代以上では、約8割が「食べる」と回答。また、若年層(10代、20代)においては1割以上が“土用の丑の日”を知らなかった。

Q1.
あなたは、今年の夏の土用の丑の日(※7月19日、31日。以降「土用の丑の日」と表記)にうなぎを食べますか。(回答は1つ)
[表1]

[図1]

2. うなぎ好きなのに“土用の丑の日”にうなぎを食べない。理由のトップは「値段が高いから」

「うなぎが好き・どちらかといえば好き」と回答した人は80.7%に上る。
しかし、今年の“土用の丑の日”に「好きだが食べない」理由の1位は、「値段が高いから」が6割となった。昨今の不況を受けてか、うなぎにはなかなか手が届かないと考える人が少なくないようだ。また、「安全性が疑わしいから、産地が信用できないから」は12.7%。なかには「うなぎは好きだが外国産は買う気がせず、国産は高いのでめったに食べられない」といった意見も。

Q2.
あなたは、うなぎが好きですか。(回答は1つ)
[表2]

Q3.
【Q1で「食べない」、かつQ2で「好き」または「どちらかといえば好き」と答えた方に】
今年の土用の丑の日にうなぎを食べない理由をお答えください。(回答はいくつでも)
[表3]

3. 食べる場所は「自宅」が圧倒的多数を占める

今年の“土用の丑の日”にうなぎをどこで食べるかを聞いたところ「自宅」が77.9%、ついで「うなぎ専門店」が18.3%、「まだ決まっていない」が8.2%となり、自宅でうなぎを食べる人が圧倒的に多い結果となった。
男女別で見ると、男性の23.8%は「うなぎ専門店」を選んでいるのに対し、女性は12.4%。男性の方が、外食でうな重(丼)を食べる機会が多いようだ。

Q4.
【Q1で「今年の土用の丑の日にうなぎを食べる」と答えた方に】
今年の土用の丑の日には、どこでうなぎを食べますか。(回答はいくつでも)
[表4-1]

[表4-2]男女別

4. “土用の丑の日”にうなぎにかける予算は、「1,001円~1,500円」がトップ

“土用の丑の日”に外食でうな重(丼)を食べる場合の予算は、「1,001円~1,500円」がトップとなった。1,000円以上と回答した人は全体の5割近くを占めた。また、男女別に見ると、女性は「外食でうな重(丼)を食べない」と回答した人が2位で2割を超えている。

Q5.
外食でうな重(丼)を食べるとしたら、いくら位なら食べようと思いますか。それぞれお気持ちにもっとも近いものをお答えください。(回答は横の行ごとに1つずつ)
[表5]男女別の値段ランキング

5. 産地を気にする人は77.4%、産地表示を気にしない人を大きく上回る

店舗などでうなぎを購入する際の産地表示に関する意識を聞いたところ、「国産で産地指定を買うようにしている」12.8%、「国産であれば産地は気にしない」56.9%、「中国産以外であれば産地は気にしない」7.7%となり、産地を選んでうなぎを購入すると回答した人は8割近くにのぼった。
また、「産地表示自体を信用していない」人は6.5%。自由回答では、「偽装問題でうなぎを選ぶのは慎重になった。安い買い物じゃないので、安心して買える日がくるといいと思う」「去年の偽装疑惑から食べる回数が減ったが、あまり産地にこだわらず安全であればどこでも良いと思っている」といった意見もあった。
一方で「産地は気にしない」と回答した人のなかには、「できれば国産をと思うが、値段や見た目などで中国産などの外国産を選ぶこともある」(自由回答)との意見も。

Q6.
うなぎを購入する際、産地でお選びになりますか。お気持ちにもっとも近いものをお答えください。(回答は1つ)
※うなぎを自分で購入する方にお伺いします。
[表6]

6. 一年前と比較すると食べる機会は「変わらない」

うなぎを食べる機会(回数)は「変わらない」が66.4%で最も多く、次いで「減った」が27.0%、「増えた」と回答した人は6.6%にとどまった。

Q7.
1年前と比べてうなぎを食べる機会(回数)は増えましたか。(回答は1つ)
[表7]

関連調査レポート

ページTOPへ

転載・引用について

本レポートの著作権は、株式会社インテージが保有します。本レポートの内容を転載・引用する場合には、出所として弊社名(株式会社インテージ)、調査名称および調査時期を明記してくご利用ください。

ex)
インテージ ビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』 2015年2月調査
株式会社インテージのビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』(2015年2月調査)によると・・

【転載・引用に関する注意事項】
 以下の行為は禁止いたします。
・本レポートの一部または全部を改変すること
・本レポートの一部または全部を販売・出版すること
・出所を明記せずに転載・引用を行うこと
・公序良俗に反する利用や違法行為につながる可能性がある利用を行うこと

※転載・引用されたことにより、利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。
※この利用ルールは、著作権法上認められている引用などの利用について、制限するものではありません。

調査会社概要

【株式会社インテージ】 http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values 〜お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点にたったマーケティングの実現を支援して参ります。

【株式会社インテージ・インタラクティブ】
株式会社インテージ・インタラクティブは、国内におけるマーケティングリサーチの草分けであるインテージグループの一員として、インテージの持つ「知見」や「ノウハウ」を活用し、早さや手軽さだけではない「品質」を重視したインターネットリサーチサービスを提供しています。

※平成22年4月1日をもって株式会社インテージへの吸収合併
最新の調査レポートやマーケティングトレンドはこちらでご覧いただけます。
インテージ知るギャラリー

調査レポートトップへ