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【調査レポート】募金・寄付に関する意識調査
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  • 最近1年間で約6割の人が募金・寄付に協力している
  • 募金・寄付した理由は、「募金・寄付の趣旨に賛同したから」
  • 一方、しない人の理由トップは「お金がないから」
マーケティングリサーチ最大手の株式会社インテージは、2009年9月8日~9月10日に、インテージ・ネットモニター“キューモニター”のうち全国の15才以上の男女個人を対象として『募金・寄付に関する意識調査』を実施し、1,000名から得られた回答結果をまとめました。
調査概要
調査方法
インターネット調査
調査地域
全国
調査対象者
インテージ・ネットモニター“キューモニター” 15才以上男女個人
回答者の構成
男性500人/女性500人の合計1,000人
ウェイトバック後の構成
男性484人/女性516人の合計1,000人
調査期間
2009年9月8日(火)~9月10日(木)
調査実施機関
株式会社インテージ・インタラクティブ
※国勢調査の人口構成比に合わせ、性×年代×エリアでウェイトバック集計し、分析した
調査結果
※「募金・寄付」:現金での寄付を含む。以下、選択肢以外は「募金」と表記
【全質問共通コメント】
※寄付については、物品の寄付は含まず、現金の寄付についてのみお答えください。
※クリック募金や集めたポイントの寄付等、ご自分の金銭を募金、寄付しない場合を除いてお答えください。

1. 最近1年間で約6割の人が募金に協力。募金の方法・場所は、10代は「学校や職場での募金」、50代以上では「地域での募金」が多い

最近1年間の募金経験を聞いたところ、「1年間に募金・現金の寄付をした」人は58.3%。約6割の人は募金に協力している模様。
募金方法・場所については、10代は「学校や職場での募金」(56.4%)、「お店に設置された募金箱」(50.8%)が多く、20代、30代は「お店に設置された募金箱」(55.7%、35.4%)、40代は「街頭募金」(40.4%)、50代では「地域での募金」(53.8%)が最多。年代によって違いが見られた。

Q1.
あなたは最近1年間で募金・寄付をしましたか。協力された方は場所、方法をすべてお答えください。(回答はいくつでも)
[表1-1]
最近1年間の募金の有無

[表1-2]
年代別の募金方法・場所(ベース:最近1年間に募金をした人)

2. 協力した募金は「災害救援支援」がトップ

協力した募金の用途・目的としては「災害救援支援」が34.6%とトップ。次いで「社会福祉(高齢者支援、自殺予防など)」(26.3%)。

Q2.
最近1年間に募金・寄付をしたとお答えの方にお伺いします。
あなたは最近1年間にどのような目的の募金・寄付に協力しましたか。(回答はいくつでも)
[表2] 
年代別(「知らない」、「覚えていない」の回答を除く)

3. 募金した理由のトップは「募金・寄付の趣旨に賛同したから」

募金に協力した理由で最も多いのは「募金・寄付の趣旨に賛同したから」(51.9%)。ただし、10代、20代は「社会に貢献したいと思ったから」という理由が最も多く(50.5%、42.4%)、内容よりも社会貢献という行為を重視しているようだ。

Q3.
最近1年間に募金・寄付をしたとお答えの方にお伺いします。
あなたが募金・寄付に協力した理由をお答えください。(回答はいくつでも)

4. 募金をしない人の、“しない理由”トップは「お金がないから」

募金をしていないと回答した人の“募金をしない理由”は、「お金がないから」が35.5%でトップ。次いで「募金・寄付の使用用途がわからないから」(29.5%)、「募金を求められたことがない・募金箱を見たことがない」(25.7%)。

Q4.
最近1年間に募金・寄付はしていないとお答えの方にお伺いします。
あなたが募金・寄付に協力しなかった理由をお答えください。(回答はいくつでも)

5. 募金金額は、方法・場所別で差がある。『街頭募金』での1回の平均募金額トップは「100円~499円」

募金の方法・場所別の平均金額は、『街頭募金』と『学校や職場での募金』のトップは「100~499円」(65.2%、44.8%)。『お店に設置された募金箱』は「10~49円」(29.3%)、『地域での募金』は「500~999円」(42.2%)がトップとなり、方法・場所別の金額差が見られた。

Q5.
最近1年間に募金・寄付をしたとお答えの方にお伺いします。
あなたの1回あたりの平均募金額・寄付額を教えてください。(回は横の行ごとに1つずつ)

6. 不況の影響は募金にも?

最近1年間の募金に対する行動を聞いたところ、以前は募金をしていた人のうち4割以上が「募金しなくなった・募金額が減った」と回答。募金にも不況の影響が出ているようだ。
一方、「以前も最近も募金をしており、金額にも変化なし」と回答した人も約5割。各年代でばらつきはあるが、募金が習慣化している人も一定の割合でいるように思われる。

Q6.
全員にお伺いします。
以前と比べて、あなたの募金・寄付に対する行動に変化はありましたか。(回答は1つ)
[表6] 
(ベース:「以前、募金経験あり」)

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ex)
インテージ ビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』 2015年2月調査
株式会社インテージのビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』(2015年2月調査)によると・・

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調査会社概要

【株式会社インテージ】 http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values 〜お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点にたったマーケティングの実現を支援して参ります。

【株式会社インテージ・インタラクティブ】
株式会社インテージ・インタラクティブは、国内におけるマーケティングリサーチの草分けであるインテージグループの一員として、インテージの持つ「知見」や「ノウハウ」を活用し、早さや手軽さだけではない「品質」を重視したインターネットリサーチサービスを提供しています。

※平成22年4月1日をもって株式会社インテージへの吸収合併
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