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『東日本大震災後の生活者の意識と行動調査・第4弾』
PICK UP
  • 7割の人が「人間関係を大切にした愛情あふれる生活を送りたい」と思っている
  • 贈りたいものは、父母や配偶者には「実用的なもの」、「健康・体に良いもの」
  • 子供や友人には、「明るい気持ちになりそうなもの」、「うきうきしてもらえそうなもの」
株式会社インテージは、『東日本大震災後の生活者の意識と行動調査・第4弾』をまとめました。本調査は、2011年9月6日~8日に関東および関西・京阪神のインテージ・ネットモニター18~69才の男女個人を対象としてインターネット調査を行い、2,777名から回答結果を得ました。その中から今回は、震災後の「人とのつながり」に関する意識、および、自分と関わりのある人々へ今後どのようなものを贈りたいと考えているかについてまとめました。
調査概要
調査方法
インターネット調査
調査対象者
インテージ・ネットモニター 18~69歳 男女個人
調査地域
関東:茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
関西、京阪神:滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
サンプル構成
関東1,878人/関西・京阪神899人の合計2,777人
調査期間
2011年9月6日(火)~9月8日(木)
調査実施機関
株式会社インテージ
*回収目標2,500サンプル中
2,000サンプルは関東でエリア×性別×年代で母集団準拠、500サンプルは、関西・京阪神でエリア×性別×年代で母集団準拠
*母集団構成比にあわせてウェイトバック集計
調査結果

1. 「人間関係を大切にした愛情あふれる生活を送りたい」と思っている人ほど、「人付き合いを積極的に広げたい」という傾向が強い

「人間関係を大切にした愛情あふれる生活を送りたい」という考えに「あてはまる」と回答した人は、全体で20.2%、少しでも「あてはまる」(+1以上)人は70.0%にのぼり、人とのつながりの大切さがうかがえる。
また上記意向の高い人は、「人付き合いを積極的に広げたい」という意向も高い。もともとつながりのある関係性を強化し、なおかつ新たな人付き合いを広げていきたいという気持ちがうかがえる。

Q1.
あなた自身の考えや行動にどの程度あてはまるかをお答えください。(単数回答)
[図1-1]
人間関係を大切にした愛情あふれる生活を送りたい。

[図1-2]
人付き合いを積極的に広げたいと思う。

2. 震災後、「贈りたいもの」を相手との関係性別に聞いたところ、ほとんどの関係性において「相手の好きなもの」が最も高い

震災後、「誰にどのようなものを贈りたいか」を相手との関係性別に聞いたところ、ほとんどの関係性において「相手の好きなもの」が最も高く、どの関係性においても「明るい気持ちになりそうなもの」、「実用的なもの」を2割前後かそれ以上の人が回答。また、それ以外は贈る相手により異なる。

同居の家族に対しては日常的にコミュニケーションをとることもあり、「相手の好きなもの」以外では、「相手のリクエスト・希望に応じたもの」が45.5%超で他の関係性よりも高い。さらに配偶者に対しては、「実用的なもの」(46.1%)、「健康・体に良いもの」(36.2%)が高く、子供に対しては、「明るい気持ちになりそうなもの」(50.3%)、「うきうきしてもらえそうなもの」(48.6%)が高い。

Q2.
誰に、どのようなものを贈ってみたいと思いますか?
【ベース:各関係性のある人に対しギフトやプレゼントを贈る意向のある人】(複数回答)
[図2-1]
同居の家族に対して

同居していない家族や親戚に対して、「相手の好きなもの」以外では、「明るい気持ちになりそうなもの」はどの関係でも2割を超えているが、「健康・体に良いもの」は贈る相手により大きく差が出た。
自身・配偶者の祖父母に対しては、「健康・体に良いもの」(43.6%)、「実用的なもの」(33.5%)。父母に対しては、「実用的なもの」(40.3%)、「健康・体に良いもの」(37.5%)に次いで「実際に自分が使ってよいと感じたもの」(21.9%)が高く、良いものを共有しようという気持ちがうかがえる。
おい・めいに対しては、「うきうきしてもらえそうなもの」(30.9%)の割合が高い。兄弟姉妹に対しては、「実用的なもの」(29.4%)が高く、「珍しい、入手しにくいもの」(15.3%)は他の関係性よりも高い。

[図2-2]
同居していない家族や親戚に対して

恋人や友人・知人などに対して、「相手の好きなもの」以外で特徴的なものは次のとおり。
恋人や想いを寄せている人に対しては、「相手のリクエスト・希望に応じたもの」(40.5%)が高い。一方、「うきうきしてもらえそうなもの」(43.4%)、「明るい気持ちになりそうなもの」(35.1%)、「華やぐ気分になるようなもの」(30.9%)といった情緒的なものも高い。
普段から交流している友人に対しては、「明るい気持ちになりそうなもの」(35.3%)、「うきうきしてもらえそうなもの」(34.8%)と情緒的なものが目立つ。また「実際に自分が使ってみて良いと感じたもの」(33.9%)と共有の意識も高い。
お世話になった・なっている人に対しては、「きちんとしたもの」(40.5%)、「季節感のあるもの」(36.9%)と中元・歳暮などのフォーマルギフトと類似したものの高さが目立ち、「健康・体によいもの」(25.4%)も高い。
交流のある近所の人に対しては、「実用的なもの」(37.2%)、「季節感のあるもの」(31.6%)が高い。

[図2-3]
恋人や友人・知人などに対して

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インテージ ビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』 2015年2月調査
株式会社インテージのビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』(2015年2月調査)によると・・

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調査会社概要

【株式会社インテージ】 http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values 〜お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点にたったマーケティングの実現を支援して参ります。

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