世界でみつけた!マーケティング新潮流 第3回
PICK UP
  • 2017年、ビジネス・マーケティング分野でどんなイノベーションが起こるか
  • 生活者やテクノロジーの新潮流を紹介
  • 注目は「ハイパー・パーソナライズド」
  • 今まで以上に「個」に向けたマーケティングが進む
株式会社インテージでは、グローバルでのトレンドやイノベーションを紹介するリサーチ&アドバイザリー・ファーム Stylus (stylus.com)を通して、生活者のライフスタイルやブランドのマーケティング活動、テクノロジー分野における世界の新潮流をキャッチ。「世界でみつけた!マーケティング新潮流」シリーズでは、Stylusの記事の中から、「今」より1歩、2歩先の生活者やマーケティングを読み解く記事を厳選してお届けします。
インテージは、生活者視点に立ち、生活者理解を進めることで、お客さまのマーケティングに寄り添う会社でありたいと考えています。生活者の「今」の姿とともに、「未来」の姿を見据えることで、お客さまとともに新しい時代のマーケティングを切り拓いていくことを目指します。

2017年、ビジネスやマーケティングの分野ではどのようなイノベーションが起こるのでしょうか。Stylusでは、毎年「Look Ahead」と題して、生活者やテクノロジーの新潮流をご紹介しています。Stylusがレポートする2017年の新潮流の中から、インテージは、飲食&ホスピタリティ、美容、小売、メディアといった様々な業界に共通した大きな新潮流として「ハイパー・パーソナライズド」に着目しました。デジタル時代には顧客1人1人に向けたマーケティングが必要になると言われて久しいですが、2017年、この傾向はますます加速し、今まで以上に「個」に向けたマーケティングが進むと言われています。「ハイパー・パーソナライズド」な商品、更には、ブランドとの「ハイパー・パーソナライズド」な関係が望まれるこの時代に求められるマーケティングとは?のヒントとなれば幸いです。

調査結果

テクノロジーが、ハイパー・パーソナライズドなマーケティングを可能に

ロボットの台頭


「世界はモバイル・ファーストからAI・ファーストに向かっている」というGoogleのCEO、Pichai氏の言葉どおり、AIの活用は急速に進んでいます。例えば、2016年のウィンブルドンでは、AIを活用してイベントへのエンゲージメントを高める取り組みが、IBMと共同で行われました。IBMのWatsonがオンライン上のチャットを追跡・分析し、高度にターゲティングしたSNSのアウトリーチを実現しました。
その他にも、チャットボットの精緻化や、2015年にアメリカで発売されたAmazonのスマート・スピーカーEchoとブランドとの連動など、AIは一般の生活者にとっても身近な存在になってきました。
更に、センサーやビーコンにより、リアルの顧客体験とデジタルの顧客体験の溝が埋まりつつあります。例えば、広告業者のScreenvisionは、アメリカ300の映画館にビーコンを設置し、位置情報やその他のコンテクスト・データを用いて、その人に合わせたコンテンツのデジタル広告の配信を可能にしました。
こういったイノベーション全般が、今後12か月に加速の一途を辿ると予想されています。




テクノロジー×ビューティ


テクノロジーがますますシームレスに我々の生活に組み込まれるようになり、IoT(モノのインターネット)が美容分野でも家庭に浸透し始めるようになります。
例えば、台湾のNew Kinpo Groupが2016に発売した「HiMirror」は、パーソナル・コンサルタントのような役割を果たしてくれるスマート・ミラーです。その日の肌状態に合わせたスキンケアのコツを教えてくれたり、その人へのオススメ商品をアプリから購入できたり、体重・体組成計と連動させることで、エクササイズ&ダイエットプランを提案してくれたりします。

一方、店頭では、インタラクティブな商品体験を高めることが重要となるでしょう。Panasonicが開発を進めている「Future Mirror」はその一例です。「Future Mirror」は、個々人の肌状態からスキンケア・ニーズを分析するだけでなく、特注の3Dプリンターを使ってカスタム・メイドのメイクアップ商品を作ることまで可能にしようとしています。



総「ニッチ化」した生活者へのアプローチ


もはや「主流」に対して「ニッチ」が存在する、という構図ではなく、あらゆるセグメントが「ニッチ化」すると言っても過言ではありません。従って、これら「ニッチ」とどのようにつながっていくかが、これからのブランドやマーケターにとって重要となります。
これら「ニッチ」の行動に影響を与える存在として、「マイクロ・インフルエンサー」が注目されています。第1世代のインフルエンサー・マーケティングが、セレブリティに自社商品をSNSに投稿してもらい、多数のファンにアピールしようとしていたのに対し、第2世代のインフルエンサー・マーケティングでは、フォロワー数は1,000 〜 100,000程度と少ないものの、よりつながりが深いファンを持つマイクロ・インフルエンサーを通じて、個々のファンの行動に影響を与えることを目指しています。

2017年には、より高度なターゲティングにより、SNS上のマイクロ・リレーションシップ=より小さな単位での人間関係の中でのインフルエンサーを活用する取り組みがより一層進むと予想されます。



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インテージ ビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』 2015年2月調査
株式会社インテージのビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』(2015年2月調査)によると・・

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株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values 〜お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点にたったマーケティングの実現を支援して参ります。

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