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マーケティング用語集留置法とは

対象者を訪問して調査票の記入を依頼し、一定期間おいた後、あらためて訪問して記入済みの調査票を回収する方法を留置法といいます。

留置法は、以下のようなときに用いられます。

①一定期間の事実の正確な記録がほしいとき

例えば、あるカテゴリの購入実態を明らかにするときに、対象者に日記帳形式の調査票を渡しておき、当該カテゴリ商品を購入するたびに、銘柄、数量、単価、購入店などを記録してもらいます。通常のアンケート調査やインタビュー調査でも、「過去1週間にお買いになったものを教えてください」という質問によって同様の項目確認することができますが、対象者の記憶を頼りにしているため正確な情報を得ることが難しいため、留置法が用いられます。

②現状について詳しく知りたいとき

例えば、「所有化粧品」の銘柄や個数を正確に知りたいとき、種類数が多いことや置き場所が分散(部屋、ハンドバッグ、職場など)しているなどで、一回の不意の訪問では調査困難な場合に用いられます。また他にも、台所にある調味料種類や銘柄を知りたいようなときにも有効です。

③面接法では時間がかかりすぎて聞ききれないとき

質問量が多くて対象者に長時間負担をかけることになるとき、あらかじめ一部を自記入式の調査票で対象者の手元に置いてくるこることもできます。その際、(1)耳で聞いて答えるより自分で読んだほうが手早く理解できること、(2)回答が機械的に繰り返し行えること、などを目安に留置きで聴取する部分を選定します。

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