マーケティング用語集母集団推定とは
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調査対象の条件にあてはまるすべての個人や世帯などの集まりを母集団といい、調査により、その母集団についてのある値を推定することを、母集団の推定といいます。
例えば、ある会社の社員旅行の目的地について、1,000人の全従業員(母集団)から、50人を抽出し、A地、B地、C地どこに行きたいかを聞き、それぞれ25人、15人、10人の回答を得たとします。すると、全従業員の意見は、この結果を1,000人になるように拡大して以下のように推定することができます。
推定により、一部の消費者や小売店データから商品の市場規模(マーケットサイズ)を概算することもできます。例えば、ある商品の1世帯平均購入額を 360円とすれば、全国4000万世帯とすると、360×4000=144億円がマーケットの大きさとなります。