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マルチデバイス対応のアンケート表示システム
「i-タイル」の特許を取得

2015/12/22

株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚純晃)は、モバイル環境でも質の高いアンケート調査実施を実現するために開発したアンケート表示システム「i-タイル(アイタイル)」について、特許を取得しました。

インターネットの利用手段として、スマートフォン・タブレットが急増しています。それにつれ、インターネット調査においても、スマートフォン・タブレットからの回答が急増しております。しかし、スマートフォンの利用拡大のスピードは年代等によって異なり、現在は若年層=スマートフォン中心、高齢層=パソコ ン中心となっています。このような「マルチデバイス時代」はしばらく続くと考えられます。
インテージでは、長年、調査品質に関する検証を行っており、マルチデバイス時代に備えた研究も行ってきました。そのなかで、特にスマートフォンでの回答時に従来型のマトリクス表示(下左図)を用いると、回答品質を低下させる懸念があることを把握していました。
回答品質向上のためには「パソコンでもスマートフォンでも対象者が回答しやすく、かつ、デバイスによって回答の傾向が変わらない回答方式」の開発が必要だと考え、2010年末より「i-タイル」の開発を開始し、2012年より実際のアンケート画面に採用してきました。

■「i-タイル」の特長

下記調査画面のように複数都市のイメージを聞くマトリクス設問の場合、i-タイル(下右図)では、各都市を1つずつ切り替えて表示します。この時、解像度が異なるスマートフォンでも画面上の同じ位置に、都市名と選択肢名が表示されることにより、デバイスの違いに回答が影響されることを防ぎます。また、タイル型になった選択肢のどこをタッチしても構わないため、回答者の操作負担が大幅に軽減され、回答の質を高めることができます。

■調査画面イメージ

マルチデバイス時代に質の高い調査を行うためには、他にも留意すべきポイントが多々あります。インテージでは「i-タイル」に加え、これまでの様々な研究結果を基に「マルチデバイス時代の調査票の作り方に関するガイドライン」を作成しています。
今後もアンケートの品質向上のための研究を続け、ガイドラインをブラッシュアップしていくとともに、よりよいデータをお客様にご提供するためのサポートを行ってまいります。

【i-タイル特許の概要】
特許第5836748号
発明の名称:アンケート表示システム
特許権者:株式会社インテージ
発明者:二瓶哲也、宮越義隆、一ノ瀬茂
出願番号:特願2011-231509
出願日:平成23年10月21日
登録日:平成27年11月13日

i-タイル紹介サイト: http://www.intage.co.jp/service/net/investigation-screen

【株式会社インテージ】http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚純晃)は、インテージグループ各社とともに、リサーチノウハウ、データ解析力、システム化技術と、これらに基づく情報評価力をコア・コンピタンスとして、経営およびマーケティング上の意思決定に役立つ情報(Intelligence)を提供。生活者とお客様を「情報」でつなぎ、お客様のビジネスの成功に貢献することによって、その先の生活者の暮らしを豊かにすることを目指します。

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