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「大学経営における競争戦略から見たIR実践セミナー」
開催報告

2015/03/20

2015年3月12日に大学関係者様向けに「大学経営における競争戦略から見たIR実践セミナー」を開催しました。

大学業界は18歳人口が2018年を境に大きく減少するいわゆる「2018年問題」、大学設置基準緩和による競争激化など様々な問題を抱える状況です。
大学の経営が厳しさを増す中、競争戦略を切り口とした「大学経営」と「大学IR(Institutional Research)」をテーマとしてセミナー開催しました。
セミナー当日は「大学IR(Institutional Research)」「大学経営」にご興味・ご関心がある全国の国立大学、私立大学、団体、教育関連企業から合計70名と多数の方々にご参加頂きました。

このセミナーは、弊社DCG・サービス事業部営業企画2部部長 川島智一の開会挨拶から始まり
「大学経営における競争戦略とIR」
「実践!IRプロジェクト立上げの活動事例」
「IR分析活動事例」

の3部構成で開催しました。

「大学経営における競争戦略とIR」 株式会社インテージ 教学系コンサルタント 武内 龍二

競争戦略の視点から、大学経営や大学IRについて弊社が考える「大学IR」を踏まえて発表しました。大学の競争戦略として大学固有の生き残りを賭けた個別戦略を描くことの大切さと「管理の経営から戦略の経営へ」の舵をきることの重要性をお伝えしました。

「実践!IRプロジェクト立上げの活動事例」 東京工科大学 学長補佐 教授 上林 憲行

東京工科大学様では、リーマンショック後の就職難を背景に、学内データなどのファクトベースを学長や教職員様で共有するところから大学内改革を始められました。まだIR(Institutional Research)という言葉さえなかった時代から、ファクトベースで考える文化を醸成し、苦労してプロジェクトを立ち上げ、学内で推進してきた事例をご紹介頂きました。

「IR分析活動事例」 株式会社インテージ マーケティングプランナー 土井 克仁

約3年前から実施した東京工科大学様との共同研究で学内データ及びアンケートデータを統合したIR分析活動の事例をご紹介しました。データをすべて揃えてから分析するのではなく、まずはテーマを決めて出来る範囲で実施することで継続的な分析に結び付く重要性をお伝えしました。また、大学様向けマーケティング戦略支援の一環として、「教学IR分析プラットフォーム」のデモストレーション、「教学IR実践プログラム」のご紹介をさせて頂きました。

[お問合せ先]
株式会社インテージ DCG・サービス事業部 営業企画2部 武内、土井
E-mail : university-ir-east@intage.co.jp
TEL : 03-5294-9296