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「デザイン思考からの着想“デ・サインリサーチ”
ワークショップ体感講座」
~最新ワークショップデザイン動向と生活者リアルペルソナを探せ!
体感ワークショップ~開催報告

2016/03/22

2016年3月11日(金)に「デザイン思考からの着想“デ・サインリサーチ”ワークショップ体感講座」~最新ワークショップデザイン動向と生活者リアルペルソナを探せ!体感ワークショップ~を開催致しました。ワークショップ体感講座として全5チーム構成、約30名のお客様にご参加をいただきました。

本講座は、株式会社インテージ 代表取締役社長 石塚純晃の開会挨拶からはじまり、ゲストスピーカーとしてお招きした東京大学大学院 情報学環特任助教 安斎勇樹先生による「ワークショップデザイン論 商品開発におけるワークショップの活用法」の講義、続いて、「デ・サインリサーチ ワークショップ体感講座」を実施しました。


安斎先生の講義では、昨今、イノベーションを生み出す手法として様々な分野でワークショップが取り入れられていること、「デザイン思考」が半ば流行していることについて、背景を踏まえ、効果的に活用するための考え方や事例についてご紹介いただきました。
商品開発において「デザイン思考」を手法として取り入れるためには、優れたデザイナーの創造のプロセスを開発に援用することがもともとの目的であることを4つの思考に分けたご説明もありました。
その中の一つである「市場の理解」のフェーズで、ユーザーを取り巻く環境や欲求を観察して把握する“体感ワークショップ”をインテージメンバーのリードにより行いました。
 “体感ワークショップ”では、「デザイン思考」をインテージ流に「デ・サインリサーチ」として掲げ(デザインの元々の語源から、“デ=除く、強める/サイン=兆候、カタチにする”すなわち生活者の“サイン”に注目)、ワークショップを実践。生活者ログデータから生活者の“サイン”を読み取り、架空の人物ではないリアルペルソナをインテージが保有するデータから探し出し、作成するところからスタート。各チームで作られたリアルペルソナになりきる体感フィールドワークを経て新サービス開発案作成までを行ないました。


ご参加いただいたお客様からは「“ワークショップ”が今までの認識とは変わった。」「生活者(ユーザー)の立場になりきること、定量的データから仮説をつくることの重要性を感じた」などのお声をいただき、今回のセミナーのキーワードでもある「生活者ログデータにぬくもりを」に則り、参加者全員の“知”のコラボによって、新しいデータの活用をご実感いただけました。