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ESOMAR Global Qualitative 2016、日本から9年ぶりの登壇

2016/12/27

2016年11月15日(火)、ベルリンで開催されたESOMAR Global Qualitative 2016にて、インテージの星晶子(定性ソリューション担当)が「Fell In Love At First Sight Or Started As A Friend? – One hundred stories of how customers fell in love with a brand –」と題したプレゼンテーションを行いました。

ESOMAR Global Qualitativeは、グローバルの市場調査団体であるESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)が主催する世界最高峰の定性調査のグローバル・カンファランスです。第20回記念大会である今回には28か国から約200名が参加し、11か国のスピーカーが登壇しました。日本からは、9年ぶりに発表演題に選出されての登壇となりました。

本プレゼンテーションでは、インテージが独自開発した定性新手法である「インテージ コグニティブ・インタビュー ブランド・エクスペリエンス」を用いた取り組みを、共同開発者である吉田朋子氏(フリーランス・モデレーター)とともに発表しました。発表の中では、警察の捜査で証言の精度を向上させるために開発されたコグニティブ・インタビューとタロットカードを用いた投影法を組み合わせて、生活者から「ブランドと私」のストーリーを引き出し、ブランドとの絆を育てるのに貢献した体験を特定する方法論を紹介しました。「Fell In Love At First Sight Or Started As A Friend?」はイベントのハイライト演題の1つとしてESOMARのウェブサイトでも紹介され、高い注目を集めました。会場からは、特に、タロットカードをブランドと生活者との関係を捉えるために用いる点や、生活者からストーリーを引き出すストーリー・テリングの手法に強い興味が示され、世界各国の参加者から多くの質問を受けました。

尚、2016年10月20日(木)には、シンガポールで開催された、定性調査の専門家が成果を共有しあうグローバル・カンファランスのアジア・パシフィック大会であるQual360 APAC 2016にも登壇し、「Recollection, repetition & reflection – Exploring brand experiences with the aid of Tarot cards」と題して上記新手法を紹介、大きな反響をいただきました。

「インテージ コグニティブ・インタビュー ブランド・エクスペリエンス」は、食品・飲料からサービス業まで幅広い業種のお客様に、ターゲット層に響くコミュニケーション施策立案やニーズに合った商品展開、新ブランドの提供価値を考える戦略策定にご活用いただいています。より多くのお客様のお役に立てるよう、今後もブラッシュアップを重ねてまいります。

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