ゴールデンウィークの予定は決まった?~働くひとのGW実態に迫る~

待ちに待ったゴールデンウィーク。今年は、5月1日と2日は平日ですが、うまく休むことができれば「9連休」と大型連休。天候は晴れの日が多く、気温も平年より高めの予想となっています。爽やかな陽気のもと初夏のお出かけを楽しむことができそうですね。長期の休暇は、消費や旅行が活発になるなどの経済効果を期待できます。みなさんはどのようなゴールデンウィークを過ごす予定なのでしょうか。今年の動向を調査すべく、一般有職者の方に意識調査を実施しました。

ゴールデンウィーク中の連休は何日間?予定は決まっている?

まずは、今年のゴールデンウィークは何日くらいお休みするのか「休日数」と「最大連休日数」について聞いてみました。すると、「休日数」については最多が「5日」で18.6% 、次いで暦通りの「7日」が17.5%という結果に。また、「最大連休日数」については、暦通りの「5連休」が最も多く32.8%、次いで「3連休」が12.1%と続き、平日にお休みを取って「9連休」の長期休暇をとる人は少ない傾向となりました。

【図表1】ゴールデンウィークは、何日休む予定か?
(ゴールデンウィーク前後に休日の予定がある場合はそれらも含めて)

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※最大連休日数:ゴールデンウィーク期間中の最も長い連休の日数

次に、ゴールデンウィークに「休日がある」と答えた人たちに、「予定は決まっているのか」について聞いてみました。

すると、ゴールデンウィーク目前にも関わらず、予定が「決まっている」人は12%。「まったく決まっていない」人は47%と全体の半数近くを占めるという結果となりました。性年代別では、予定が「まったく決まっていない」人は男性40~50代、女性50代で50%超と、上の年代では比較的多い傾向となりました。

【図表2】ゴールデンウィークの予定は決まっているか?

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【図表3】ゴールデンウィークの予定は決まっているか?(性年代別)

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また、一部でも予定が「決まっている」人に、「いつから予定を考え始めたのか」を聞くと、今年の3月頃に考え始めた人が20.8%と最も多い一方で、「昨年のうちから考え始めた」“しっかり派”も1割弱存在することが分かりました。

次に、予定が「まったく決まっていない」人に、「いつから予定を立てるのか」を聞いてみると、いつ考えるか「わからない」“そのうち派”が過半数を占め、「当日~数日前に考え始める」“直前検討派”も 25.7%存在。実に9割以上の人がまだ何も予定を考えておらず、流動的であることがわかりました。

娯楽やレジャー、外食などへの出費増を通じて経済効果をもたらす可能性があるゴールデンウィーク。こうした予定が流動的である層に対して積極的にアプローチし、うまく消費に取り込むことができれば、企業側にとっては絶好のビジネスチャンスとなりそうです。

【図表4】ゴールデンウィークの予定はいつから考え始めたか?考え始めるか?

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Key Point 1

「最大連休日数」は暦通りの「5連休」が3割で最も多く、「9連休」は1割にとどまる。休日がある人のうち、ゴールデンウィーク期間中の予定が「まったく決まっていない」人は約半数を占め、その多くは予定を「まだ考え始めていない」。

予定が決まっている人は何をして過ごすのか?

続いて、ゴールデンウィークに「休日がある」と答えた人のうち、一部でも予定が「決まっている」人たちに、「何をして過ごすのか」について聞いてみました。すると、「ショッピング」(29.5%)、「外食」(25.3%)など近場への外出が上位にあがりました。 また、旅行を予定している人は、「国内旅行(泊りがけ)」が2割、「国内旅行(日帰り)」が1割程度で、「海外旅行」は2.4%にとどまりました。泊りがけの遠出などで散財をするのではなく、時間的に普段はなかなかできないこと、ちょっとしたイベントやプチ消費を行う人も多くいることがわかります。

【図表5】ゴールデンウィークは何をして過ごす?

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Key Point 2

「ショッピング」「外食」など、“近場への外出”が上位に。旅行は「国内旅行(泊りがけ)」が2割、「国内旅行(日帰り)」が1割程度、「海外旅行」は2.4%。節約志向のプチ消費がトレンドに。

「GW=行楽、外出」ではない?「終日自宅で過ごす」日の実態は?

次に、「休日がある」と答えた人たちに、ゴールデンウィーク期間中どこへも行かずに自宅で過ごす予定の「日数」について聞いてみました。すると、「1日以上自宅で過ごす日がある」と回答した人が4割を超えました。また、「5日間休む」予定の人では平均2.9日、「7日間休む」予定の人では平均3.7日を、「自宅で過ごす日」にあてようとしていることがわかりました。一般的に「連休=行楽、外出」と考えがちですが、比較的長期間の休みをとる人でも、数日は自宅で過ごす予定にしていることがわかります。

【図表6】「終日自宅で過ごす日」は何日くらい?

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【図表7】「終日自宅で過ごす日」は何日くらい?(休日数別)

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最後に、「終日自宅で過ごす日」を1日以上作る予定の人に、自宅での過ごし方について聞いてみました。すると、全体では「テレビやDVDを観る」(61.4%)、「ゴロゴロする・寝る」(59.1%)などが上位にあがり、疲れた体を休めてリラックスの時間にあてる様子がうかがえます。具体的には、「録りためていたドラマを見る」、「普段の目覚ましをとめて昼過ぎまで寝る」などの声があがりました。一方で、「部屋の掃除・洗濯などの家事をする」や「家族・子どもと過ごす」と答えた人も一定数おり、普段はなかなかできない家事や家族サービスに時間にあてたいと望む傾向も見られます。

【図表8】自宅で過ごす日は何をする?

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【図表9】自宅で過ごす日は何をする?(自由回答)

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なお、男女・未既婚別に上位5つを見てみると、「家事をする」は既婚女性では60.8%と最も高いのに対し、既婚男性では25.2%でランク外になっています。「年末にできなかった大掃除」や、「普段は掃除しない押入れの整理」、「洋服の衣替え」など、時間があるタイミングで家事に集中したい女性が多いという結果になりました。また、既婚男性で比較的高い「インターネットをする」は、既婚女性では低い結果となりました。自宅で過ごす日の予定が男女間で異なる、注目の結果です。ご家族で楽しく円満な休日とするために、ぜひとも頭に入れておきたい情報です。

【図表10】自宅で過ごす日は何をする?(男女未既婚別)

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Key Point 3

GWに休日がある人のうち、「終日自宅で過ごす日」を作ると決めている人は半数弱。自宅での過ごし方は、「テレビやDVDを観る」「ゴロゴロする・寝る」などリラックス傾向だが、家事や家族サービスなど、普段できないことに充てる人も。「家事」は特に既婚女性で高く、男女で異なる結果に。

2日休めば9連休と比較的大型連休もとりやすい今年のゴールデンウィークですが、その過ごし方については、「ショッピング」「外食」など、近場への外出やプチ消費が目立ちました。また、半数以上の人が「自宅で過ごす日」を作ることを決めており、「GW=行楽、外出」という考えは、もはや主流でなくなっていることがうかがえます。自宅での過ごし方も「テレビを観る」や「ゴロゴロする」などリラックス傾向が目立ち、全体的に「動」ではなく「静」的な過ごし方が強い印象です。

また、ゴールデンウィークに何をするか決まっていない人が、現時点でも半数もおり、さらにそのうち約半数の人たちは、いつから予定を立てるかも決まっていません。娯楽やレジャー、外食などへの出費増を通じて経済効果をもたらす可能性があるゴールデンウィーク。予定が流動的である層に対して積極的にアプローチし、うまく取り込むことができれば、企業側にとっては売上拡大も見込めるプラスの要素も垣間見えました。


今回の分析は、下記の設計で実施したインテージの自主企画調査結果をもとに行いました。

調査手法 インターネット調査
調査地域:京浜エリア(一都三県:東京、神奈川、千葉、埼玉)
対象者条件:20-59 歳の有職男女※
※「会社員」「会社役員・管理職」「公務員・団体職員」「自営業」「専門職」「派遣・契約社員」「パート・アルバイト」のいずれかの職業に該当する人を、本調査では「有職」と定義する
標本抽出方法:弊社「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
ウェイトバック:性年代別の有職者の構成比にあわせてウェイトバック集計
標本サイズ:1600s
調査実施時期:2017年4月7日(金)~2017年4月11日(火)

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