リオ五輪いよいよ開幕!日本人が注目する競技は?関連購買とキモチは?

※この記事は2016年8月12日のリリース記事を再構成したものです

建設工事が遅れ、開幕まで間に合うのか?とハラハラさせられた「リオデジャネイロオリンピック」(以下、「リオ五輪」)。日本時間の8月6日に無事開幕し、オリンピック史上最多の205の国と地域から約1万が集い、開会から5日となる昨日までに競泳、柔道、体操などで日本のメダル獲得が続き、盛り上がりを見せています。 

インテージでは、リオ五輪開会直前のタイミング(7月29日~8月2日)でアンケートを実施。リオ五輪への関心や競技観戦の心づもりなどを探りました。また、8月3日よりレコ―ディングリサーチ(スマホの記録型アンケート)を開始。どの競技をどんな思いで視聴したのか、また、リオ五輪に関連して買ったものについての記録を収集しています。
今回は現時点で集まったデータから、日本の生活者の“リオ五輪熱”に迫ります。

日本人のリオ五輪関心度はどれくらい?

全国1万人以上の方にリオ五輪についてどの程度関心があるかを聞いたところ、全体では「とても関心がある」~「やや関心がある」とポジティブに回答したのは57%(図表1)。
性・年代別に見ると、ポジティブ回答は60代男性が最も高く7割超。年代が下がるとともに関心度は下がり、もっとも関心が低い20代女性ではポジティブ回答は4割弱です。また、各年代で女性より男性の関心度が高い傾向が見てとれます。

図表1 リオ五輪関心度

RioOlympic1_1.JPG

開会式を見た人のキモチは? 

では、実際に開会してのキモチはどうなのでしょう?競技やセレモニー視聴時にその時の状況や気持ちをスマホで記録するアンケート調査 レコリサで収集中のデータから開会式の視聴の様子を見てみましょう。 
開会式を観ようと思ったきっかけを聞いたところ、もっとも多い回答は「オリンピックが好きだから」(45%)。これに続くのが、全体の3割程度が回答の「テレビを観ていたら始まったから」(図表2)。
開会式が行われたのは日本時間で土曜日の朝。見ようと決めていたわけではないが、朝、テレビをつけたらやっていたので見た、という人がかなりいた様子。他の番組と比較していないのでなんともいえませんが、あらかじめ見る気がなくても、やっていたら“つい見てしまう”のがオリンピックの力なのかもしれません。

図表2 開会式を視聴したきっかけ(選択肢から複数回答)

RioOlympic1_2.JPG

開会式を観た「気持ち」は、65%が「いいね!」(図表3)。度胆を抜くような演出はなかったものの、低予算ながらブラジルらしいカーニバル要素や歴史を表現したパフォーマンスなど、おおむね好意的に受け取られた様子がうかがえます。

図表3 開会式を観た気持ち(表情アイコンからひとつ選択)

RioOlympic1_3.JPG

Key Point 1

リオ五輪関心度は全体の約6割が「関心あり」。高関心層は60代男性。年代が下がるとともに関心度は低下。各年代で女性より男性の関心度が高い傾向。開会式を観たきっかけのトップは「オリンピックが好き」。次いで「テレビを観てたら始まった」という“たまたま/ついつい視聴”。

日本人が注目する競技は?

開会直前アンケートで、テレビなどで観戦予定の競技について聞いてみると、上位は、陸上、プール競技、体操競技がほぼ同等で5割弱。これに3割台のサッカー、バレー競技、柔道が続く結果でした(図表4)。

図表4 観戦予定の競技
(五輪競技の選択肢から複数回答された結果のトップ10)

RioOlympic1_4.JPG

やはりオリンピックの王道競技、人気のスポーツ、メダルが期待される競技が上位にランクインしていますが、性・年代ごとに見てみると、傾向に違いが見られました(図表5)。男性では40代以降で陸上競技の人気がもっとも高く、若年層では陸上とサッカーがほぼ同等でトップ。50-60代男性で陸上に次いで人気の高い体操競技、柔道は40代以下では4位以下。一方、女性では年代問わずプール競技、体操競技の人気が上位に。単にスコアを競うだけではない演技系種目への関心が男性より高いのかもしれません。また、メダルが期待される女子バレーへの注目の高さか、バレー競技の人気は男性より各年代で高い結果です。

図表5 観戦予定の競技
(五輪競技の選択肢から複数回答された結果の性・年代別ランキング)

RioOlympic1_5.JPG

Key Point 2

各競技の注目度合ともいえる、観戦予定の競技のトップ3は陸上、プール競技、体操競技で、全体のほぼ半数が視聴予定。次いで約3割が視聴予定のサッカー、バレー競技、柔道。性・年代で注目競技に違いあり。

リオ五輪の関連消費、その時のキモチは?

今回のレコリサ(スマホによる記録型アンケート調査)では視聴の記録に加えて、リオ五輪関連の購買についての記録を写真とともに収集中。 8月3日~7日までに記録されたリオ五輪関連購買60レコードから代表的なものをご紹介します。

もっとも多く挙げられたのは、コカ・コーラ(レコード数:10件)。オリンピックイメージの定着したブランドであることがコメントからもうかがえます(図表6)。

図表6 購入したオリンピック関連グッズや、観戦のために買った商品の写真と購入理由【コカ・コーラ】

RioOlympic1_6.png

こちらもワールドワイド・スポンサー、マクドナルドの必勝バーガーキャンペーン(レコード数:4件)もオリンピック気分の盛り上げにひと役買っている様子(図表7)。

図表7 購入したオリンピック関連グッズや、観戦のために買った商品の写真と購入理由【マクドナルド】

RioOlympic1_7.png

観戦の“お供”に人気のお菓子、ソフトドリンク。中でも、「買って応募」のキャンペーンを展開する2020年東京オリンピックのゴールドパートナー、明治の商品が多く集まっています(レコード数:18件)(図表8)。

図表8 購入したオリンピック関連グッズや、観戦のために買った商品の写真と購入理由【明治】

RioOlympic1_8.png

観戦の“お供”はやっぱりビール!(レコード数:4件) オリンピックデザイン缶だけでなく、観戦用のケース買い、という行動も(図表9)。

図表9 購入したオリンピック関連グッズや、観戦のために買った商品の写真と購入理由【ビール】

RioOlympic1_9.png

さらに、こんなディープな購買も(図表10)。他の年代より五輪への関心が薄い20代の中にも、熱い思いで観戦する人がしっかり存在している様子。

図表10 購入したオリンピック関連グッズや、観戦のために買った商品の写真と購入理由【その他】

RioOlympic1_10.png

Key Point 3

リオ五輪関連購買は公式スポンサーのプレゼンス大。特にドリンクや菓子類は観戦のお供に、オリンピック気分の盛り上げに一役買っている様子。

以上、開会前から開会式まで、リオ五輪に関する意識、視聴、購買のデータをご紹介いたしました。
日本選手の活躍で盛り上がりを見せるリオ五輪、9月公開の後編では、開会~閉会までを、より詳細な視聴、購買実態から迫ります。


今回の分析は、下記の設計で実施した調査結果をもとに行っています。

調査手法 スマートフォンによるインターネット調査
対象地域 全国
対象者条件 20~60歳男女
標本抽出方法 ドコモ dポイントクラブ会員のうち調査協力依頼が可能な方より抽出
実施期間 スクリーニング調査:2016年7月29日~8月2日
     レコーディングリサーチ(スマホ型記録アンケート)本調査:2016年8月3日~8月23日
サンプルサイズ スクリーニング調査有効回答:n=10,428
        レコーディングリサーチ(スマホ記録型アンケート)本調査:300s

転載・引用について

本レポートの著作権は、株式会社インテージが保有します。本レポートの内容を転載・引用する場合には、「インテージ調べ」と明記してご利用ください。お問い合わせはこちら

【転載・引用に関する注意事項】
 以下の行為は禁止いたします。
・本レポートの一部または全部を改変すること
・本レポートの一部または全部を販売・出版すること
・出所を明記せずに転載・引用を行うこと
・公序良俗に反する利用や違法行為につながる可能性がある利用を行うこと

※転載・引用されたことにより、利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。
※この利用ルールは、著作権法上認められている引用などの利用について、制限するものではありません。

関連記事