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2016年好調カテゴリーランキング
PICK UP
  • 2016年好調カテゴリーランキング トップ3は、「甘酒」「蜂蜜」「ドリンクヨーグルト」
  • 上位カテゴリーはユーザー数も購入額も大幅に増え、勢いは年末まで続く
  • 他にも健康関連カテゴリーが多数ランクインする中、6位はアルミホイル
  • 健康関連カテゴリーやアルミホイルの好調の背景には、インターネット上でのクチコミ現象がある模様
株式会社インテージでは、国内最大規模の消費者パネル、SCI(全国消費者パネル調査)(*1)の購買データを元に、『2016年好調カテゴリーランキング』として、2016年に消費者の平均購入額が増加した日用消費財カテゴリーを発表しました。
トップ3は、「甘酒」「蜂蜜」「ドリンクヨーグルト」。他にも「もずく、めかぶ」や「トマトジュース」など、健康関連のカテゴリーが多くランクインしました。好調の背景や消費者への浸透状況からみえる変化をひも解きました。

*1:SCI(全国消費者パネル調査)
全国男女50,000人のパネルモニターによる食品(生鮮・惣菜・弁当などを除く)・飲料・日用雑貨品・医薬品に関する消費者市場動向のトラッキングサービスです。 パネルモニターが携帯端末で購入した商品のバーコードをスキャンし、インターネット調査画面から、その商品を購入したチャネルや個数・金額などを入力することで、消費者購買行動が分析できます。
2017年3月1日にはSCIを使って2016年の購買行動を俯瞰して捉えられるSCIアニュアルレポート2016版をリリース予定です。

調査結果

2016年好調カテゴリーランキング トップ3は、「甘酒」「蜂蜜」「ドリンクヨーグルト」

2017年に入ってはや1ヶ月半。「君の名は。」「PPAP」といった、2016年にヒットしたものはまだまだ記憶に新しいところです。その2016年、日用消費財のなかではどのようなカテゴリーが好調だったのでしょう。インテージの購買データSCIで振り返ってみると、健康に良いとされる食品の購買が目立って増加傾向にあることが分かりました。


[図表1]
2016年好調カテゴリーランキングと2015年からの購入額の伸び


集計期間:2016年1月~12月
指標:年間平均購入額の対前年の増加割合
対象:食品・飲料・日用雑貨品のインテージ標準カテゴリーのうち年間購入者が全消費者の10%以上のもの


トップ3は、「甘酒」、「蜂蜜」、「ドリンクヨーグルト」。中でもトップの「甘酒」は、平均購入額が82%もアップしました。「甘酒」は米麹から作られたものが様々な美容・健康効果がある「飲む美容液」として紹介されるなど、2017年に入った今もメディアで取り上げられることも多い旬なカテゴリーです。

続く「蜂蜜」はある食材をプラスして効果倍増を図るレシピがお昼の情報番組で紹介されたり、マヌカハニー、タイムハニーといった高額商品が最強の抗酸化力を持つとして様々なテレビ番組で紹介されました。
「ドリンクヨーグルト」についても、その免疫強化の効果について定期的にテレビで取り上げられています。

さらに4位の「もずく、めかぶ」は、「腎臓病を予防でき、尿酸値をも下げる効果がある食材」として、8位の「食酢」は、「『酢しょうが」や『氷酢たまねぎ」など、誰でも手軽にできる健康調味料の材料」として紹介されました。

いずれも健康に関する効果やそのレシピについてテレビ番組で多く取り上げられたカテゴリーです。
インターネット上にはテレビで取り上げられた情報のネット記事だけでなく、ユーザーがアレンジして発信したレシピまで広く情報があふれています。

メディア発信の情報に加え、ユーザーがアレンジした情報が発信されています。これは健康関連のカテゴリーに限ったことではありません。6位にランクインしている「アルミホイル」にもあてはまります。アルミホイルを使ってハンバーグやローストビーフが簡単にできるレシピや、時短で弁当を作る方法、排水溝のヌメリを取る方法まで幅広い使い方がテレビで紹介され、インターネット上に便利な情報がたくさん載っているという点が共通しています。

ランキングに入ったカテゴリーが好調な背景には、テレビなどで紹介された効果や活用法がインターネットの記事になり、テレビやネット記事でその効果や活用法を知った消費者がさらなる活用法を求めてネット検索を重ね、ときには自分で試してみて開発した活用法をネット上で発信する、この繰り返しによって活用が深まりながら広がる、といった動きがあると考えられます。

例えば先に意外な好調カテゴリーとして挙げた「アルミホイル」は、実際にレシピ検索サイトのクックパッドにおいても検索頻度が2015年→2016年で1.5倍以上にと大きく伸長していました(出典:クックパッド(株)たべみる)。

健康に関するカテゴリーの伸びに効いていた要素としてはもう一つ、機能性表示食品があります。
特にヨーグルトとトマトジュース。トマトジュースは定番商品が機能性表示食品としてその効果を訴求した結果、売り上げが大幅に伸び、カテゴリーの好調さを牽引していました。

健康に関するカテゴリーの購入額の伸びは、主だったボリュームゾーンの中高年層に限った動きではなく、若年層においても見られています。たとえば1位の甘酒の購入額が特に増えているのは健康系のボリュームゾーンの40代以上の女性ですが、20代男性においても+58%の伸びが見られるなど。市場へのインパクトとして決して大きくはありませんが、見逃せない動きです。


ユーザー数、ユーザーの購入額の増加は続く!好調なまま定着へ

次に、好調だったそれぞれの健康関連カテゴリーについて、ユーザー数とユーザーの購入額の前年からの変化を見てみましょう。

図表2から分かるように、それぞれのカテゴリーでユーザー数も購入額も大幅にアップしていることが分かります。これは、前年と比べて買う人の数が増え、さらには買う量も増えたということです。
なかでも「甘酒」は年間のユーザー数が40%増加と飛びぬけていました。


[図表2]
健康関連好調カテゴリー 年間ユーザー数、ユーザーの年間購入額の変化


データ:SCI
集計期間:2016年1月~12月
指標:年間ユーザー数、ユーザーの年間購入額の増加割合


この好調ぶりが年末の段階にはどうなっていたのか、12月の月間ユーザー数、月間購入額について同様に見てみると、図表3の通りとなりました。「甘酒」は年末にその効果に関するメディア露出が多かったこともあってユーザー数が75%増加と絶好調でした。



[図表3]
健康関連好調カテゴリー 月間ユーザー数、ユーザーの月間購入額の変化


データ:SCI
集計期間:2016年12月
指標:月間ユーザー数、ユーザーの月間購入額の増加割合


「甘酒」以外のカテゴリーについても、一過性のブームであれば年末の段階には落ち着いていそうなところですが、それぞれ年末時点においても前年より伸びを見せており、ブームだけにとどまらない人気安定の兆しが見えてきます。

この人気の安定も、テレビで発信された情報がインターネット上でユーザーによって深められながら広がり、その情報に触れたユーザーがいろいろなレシピ、シーンで活用するようになる、昨今ならではの動きが後押ししているのではないでしょうか。



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インテージ ビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』 2015年2月調査
株式会社インテージのビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』(2015年2月調査)によると・・

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調査会社概要

【株式会社インテージ】 http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values 〜お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点にたったマーケティングの実現を支援して参ります。

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