Search

キーワードを入力してください

「広告主セミナー」~メディア分散化時代のコミュニケーション~
開催報告

2016/08/15

2016年6月29日(水)・7月13日(水)、AP秋葉原において「広告主セミナー」~メディア分散化時代のコミュニケーション~が開催されました。7月13日には大阪会場でも実施し、2日間・2会場あわせて162名の方にご来場いただきました。

本セミナーでは、ブランド・コンサルタント、ストラテジック・プランナーの市川嘉彦様、中央大学ビジネススクール教授の田中洋様のお2人を講師としてお迎えし、吉田秀夫記念財団「未来がつくる広告2020」レポートの紹介も交えながらご講演いただきました。

はじめに市川様からは、「情報循環型社会のマーケティング・コミュニケーション」と題し、2011年~2014年に渡って取り組まれた「2020年のマーケティング・コミュニケーション構造と広告」の研究内容をもとに、2020年に消費者、メディア、企業がそれぞれどのように変化していくのか、2020年の未来はどのように描かれるのかについてお話いただきました。

次に田中様からは、「テレビはネットの7倍強い?! ~メディア視聴とブランド戦略~」と題し、昨今言われている「テレビはつまらなくなっている」「情報爆発が起きている」ことが正しいかという問いかけをしながら、現在のメディアを取り巻く環境について、NHK放送文化研究所による2015年の国民生活時間調査の内容も交えながらお話をいただきました。

お2人にご講演いただいた後、インテージ MCA事業本部 特命担当の小金悦美、FMCG事業本部 塩見健吾の2名より「生活者とメディアのいまを考える」というタイトルで、インテージのi-SSPサービスのご紹介およびi-SSPのデータを活用した具体的な事例のご紹介をいたしました。

最後に弊社執行役員の長崎貴裕(6月29日)、取締役の檜垣歩(7月13日)よりご挨拶させていただきセミナーはお開きとなりました。
セミナーを通して、自社ブランドがターゲットとするメディアの接触実態を正しく捉え、それに応じたプラン策定をすることの重要性を改めて感じ取っていただけました。
ご来場いただいた方からは「消費者は多くの情報に接しても、上手に対処していることに改めて気づきました」「ネット広告を重視する風潮が強い中で、改めて使い分けの重要性と流動的なコンテンツの有効性を実感しました」「詳しい話を聞いてみたい」等のお声とともに、「もっと効果的なPRの話を聞きたかった」とのご要望もいただき、セミナー後も随所で意見交換が活発に行われるなど関心の高さが伺えました。