幅広い領域のマーケティングに携わり、
多くの生活者の暮らしを豊かにしたい。

マーケティングに関心が強かったため、メーカーを中心に就職活動を行っていました。ある合同説明会で偶然発見した企業がインテージでした。マーケティングリサーチを通じて企業のマーケティングをサポートする企業があることを初めて知り、一気に関心が高まりました。最終的にマーケティングリサーチという仕事を選んだ理由は、自分が携われる面積の大きさがポイントになりました。メーカーに就職すると、どうしても自分が携われる領域が限定されてしまいますが、マーケティングリサーチをビジネスとするインテージであれば、食品、飲料、雑貨、化粧品など、様々な業界・商材のマーケティングに携わることができます。幅広い領域のマーケティングを学んでいくことで自身の成長につなげていけますし、仕事を通じてより多くの生活者の暮らしを豊かにできると思いました。加えて、インテージの社員の方々の人柄がとても柔らかく、そんな雰囲気が自分にマッチしていると思いました。学生である自分の話を社員の方が親身になって聞いてくださったことは、特に印象に残っています。
チャレンジできる機会を提供してくれるから
成長できる。

入社後は主に食品メーカー様を担当しています。業界大手の企業であることもあり、扱っている商品の種類や流通している量も非常に多いです。当然ながらマーケティングリサーチに関する案件数も多く、また一つひとつの難易度も高いため、専任グループという形でサポートをしています。グループにおいては、大きく企画営業と分析に役割が分かれており、私は分析を担当した後、現在の企画営業に役割変更しています。分析担当をしていた当時はまだ入社2年目で、どのようなサービスを提供すればよいかわからず、戸惑うばかりでした。ただ、キャリアの早期に幅広い調査手法を学ぶことができたのは、今振り返ってみると本当に良かったです。お客様企業のマーケティング課題を解決するにおいて、どのような分析手法が最適なのか、深く考える貴重なきっかけとなりました。現在の自分の仕事における礎は、この時の経験から生まれています。大きな期待のもと、若いうちからチャレンジできる機会を提供してくれたからこそ、このような経験を培うことができたと思っています。
生活者のニーズを「深掘り」し、
ヒット商品の開発をサポート。

お客様企業からいただいた依頼のひとつに、新商品開発案件がありました。一般的に食品業界における新商品の開発期間は2〜3年。しかし、まだ世の中に無い、まったく新しいコンセプトの商品だったため、構想から上市まで約5年という長い歳月がかかりました。まずはじめに、新しいコンセプトに対する需要があるのか調査を開始。生活者の購買行動がわかるパネルデータを分析し、過去の類似商品の購買状況を追いかけます。また、インターネットリサーチやグループインタビューを通じて、料理をするうえで困っていることなどをモニターにヒアリングし、ニーズを深掘りしていきます。それらを基に開発を進め、候補となる試作品が完成したら、再び調査を行います。実際に試作品を使用していただき、生の声を集めます。仮説通りの結果となることもありますが、想定していなかった反応も多々あります。分析を通じて生まれてくる新たな気付きも重要で、それがお客様企業における商品開発において大きな判断材料になります。自分が関わった商品が実際に店頭に並んだ時は嬉しいですし、その商品がヒットした時は生活者の暮らしが豊かになった証ですので、やりがいを感じます。