RESEARCH WORKS 仕事を知る

SOLUTION 2

文化が異なる生活者のニーズをリサーチ。
日本メーカー様のグローバルマーケティングを支援する。

海外市場におけるマーケティング活動は、国や地域によって文化や価値観が異なるため、それぞれに特化したアプローチが必要である。どのようなマーケティングを行えば、異なる国や地域におけるビジネスで成功するのか。このようなグローバルマーケティングにおける課題に対しても、インテージはマーケティングリサーチを通じてサポートをしている。日本の自動車メーカー様を中心とした、グローバルリサーチについて紹介していく。

PROBLEM

世界各国でヒットする自動車の開発を支援せよ。
アメリカや中国などの海外における自動車の市場は日本よりもはるかに大きい。日本の自動車メーカー様は、海外市場にもスコープを当て、入念なマーケティングのもと新車開発や既存車種のモデルチェンジに取り組んでいる。自動車は企画開始から販売開始まで5~7年の長い歳月と多大な投資が必要となるため、失敗は許されない。インテージは、広いネットワークと豊富な海外調査経験を活かし、メーカー様単独では実施が難しいグローバルリサーチをサポートし、ビジネスの成功を支援する。

RESEARCH PROCESS

STEP 1

市場概況把握とターゲット市場の選定

はじめに、新車種を販売スタートする5~7年後を見越して、日本はもちろん、ターゲットとなる海外の市場を踏まえた動向を分析する。各国の文化や慣習に基づいたファクトブックを整備のうえ、その国に適した調査を設計し、市場規模、競合の動向、流通環境、現地生活者の実態などの情報を収集。収集した情報を基に分析を進め、各国の生活者の潜在的ニーズを明確にしていく。次に市場を細分化のうえ標的とする市場を絞り込んだ後、地理的要素やデモグラフィック要素、サイコグラフィック要素、購買行動的要素などの観点で生活者を分類し、最終的にメーカー様でターゲットを決定する。

STEP 2

新車種コンセプトの受容性把握調査

市場調査やターゲット像などの情報を参考にしながら、メーカー様で開発車種のコンセプト案を作成。コンセプト案は複数あることが多く、どの方向性が最もターゲットとする生活者に受け入れられるのか受容性調査を実施し、決定していく。文字だけではイメージがしづらかったり、生活者によって認識の齟齬が生まれたりするため、コンセプト案をビジュアル化し、各国現地の生活者を集めてグループインタビューといった手段で調査することが多い。もちろん国や地域による差の有無も確認していく。コンセプトは、車の外観デザインをはじめとして、各種パーツの仕様設計に大きな影響を与えるため、開発の方向性を決める重要な意味を持つ調査となる。

STEP 3

試作開発における調査

調査結果に基づいたコンセプト設計を終えると、いよいよ試作開発の工程に移る。この工程においても調査を行うのだが、3Dイメージの段階で調査したり、モックの段階で調査したり、内装パーツの調査をしたりと、フェーズや目的によってその調査の位置付けは異なってくる。例えば、新車種のプロトタイプが完成した際には、実際に現行車、競合車をランダムに並べ、各国現地の生活者に比較してもらいながら生の声を聞く。発表前の試作車であるため、完全なクローズ環境で実施するうえ、モーターショーのように複数の自動車を整列させる大規模な調査となる。それを各国で行うため、自動車の移送も簡単ではない。それぞれの評価ポイントを生活者からヒアリングすることで、ニーズを深掘っていき、それを基にメーカー様で細部にわたり改善を繰り返していく。

STEP 4

販売戦略の支援

新車種の上市に向けて、販売戦略の検討も進めていく。販売戦略においてもインテージのサポートは続く。例えば、現地販売店における顧客満足度調査など、自動車の販売に関わる分野の調査を実施。調査結果に基づき、販売店の接客改善や有効な顧客アプローチの磨き込みを行う。また、発売後の動向についても継続的に追跡し、販売戦略の軌道修正をサポートするなど、メーカー様のビジネスの成功に寄与しているのだ。

RESULT

グローバルマーケティングはスケールが大きい一方で、文化や価値観が異なる海外では、マーケティングにおける一つひとつの判断がさらに難しくなる。各フェーズにおけるインテージの調査・分析は、お客様企業における事業判断の大きな拠り所になっており、品質面で高い評価をいただいている。インテージはお客様企業の海外展開を強力にサポートし、世界の人々の豊かな生活の実現に貢献するのである。

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