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2017/07/13事業・サービス

産学共同研究「生活者リサーチデータを活用した新商品開発 ワークショッププログラムの構築」を開始

生活者起点の新商品開発のための支援プログラム

株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃 以下インテージ)と、国立大学法人 東京大学(所在:東京都文京区、総長:五神 真、以下 東京大学)は、インテージが提供する生活者リサーチデータを活用しながら、企業の新商品や新サービスを開発するワークショッププログラムの構築について、産学共同研究を開始しました。

市場の成熟化やSNSの浸透などの生活環境変化から、モノからコトの時代へと移り変わり、新しい商品やサービスを生み出すためには、生活者のエクスペリエンスや“暮らし発想”への重視度が増しています。

インテージでは、国内最大規模のリサーチ基盤を保有し、多様なマーケティング支援ソリューションも展開しており、これらのデータやソリューションを効果的に活用しながら、多様化した生活者ニーズに対応すべく、自社だけでは新アイデアを見出すことが難しいと考える企業の新商品開発支援を強化してまいります。

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インテージでは2015年10月より、生活者起点で新しいモノやサービスを生み出すリサーチの枠組み「デ・サインリサーチ」を掲げて新商品開発支援サービスを提供してまいりました。「デ・サインリサーチ」とは、『デザイン』の元々の語源から、“デ=除く、強める/サイン=兆候、カタチにする”すなわち生活者の声なき声“サイン”を読み解き、新しいアイデア創発を行うフレームワークであり、インテージ独自のソリューション名です。

今回、インテージと東京大学は、今後3年間の共同研究を通して、最新のワークショップデザインとファシリテーションの研究知見を活かし、多様な生活者リサーチデータを活用した新商品開発のためのワークショッププログラムを構築し、新たなマーケティング活動の支援の方法論をつくることを目指します。共同研究の主任研究員は、ワークショップ研究・実践の第一人者である 東京大学大学院情報学環 安斎勇樹特任助教が、また、研究メンバーはインテージのデ・サインリサーチ推進メンバーが中心となり、取り組みを進めてまいります。

データから潜在ニーズを洞察する市場主導のアプローチだけでなく、多様な専門家のコラボレーションを通してデータを解釈し、市場に対して新たな価値観を提案するアプローチも視野に入れながら、イノベーション領域におけるワークショップデザイン研究の発展を目指します。

インテージは、本共同研究の成果を活かして、今後も、生活者の暮らしをより豊かにするため、クライアントである企業との架け橋となるべく、生活者起点の新商品開発支援に取り組んでまいります。

株式会社インテージ

株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values ~ お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援してまいります。

安斎勇樹(東京大学大学院情報学環 特任助教)

東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。
株式会社MimicryDesign代表取締役。NPO法人EduceTechnologies理事。さまざまな産学連携プロジェクトに取り組みながら、企業や地域の課題を解決するための創造的なワークショップのデザインと評価の方法について研究している。主な著書に「ワークショップデザイン論―創ることで学ぶ」(共著・慶応義塾大学出版会)、「協創の場のデザイン-ワークショップで企業と地域が変わる」(単著・藝術学舎)がある。

本件に関するお問い合わせ

株式会社インテージ FMCG事業本部

担当
鮎澤(あゆさわ)/杉野(すぎの)
メール
de-sign@intage.co.jp

東京大学 大学院 情報学環

担当
安斎(あんざい)
電話番号
03-5841-2663

報道機関からのお問い合わせ先

株式会社インテージ

広報担当
石渡(いしわた)/小林(こばやし)
電話番号
03-5294-6000

東京大学 大学院 情報学環

担当
安斎(あんざい)
電話番号
03-5841-2663