“おひとりさま”で楽しむ「ひとり〇〇」、男女で違い ~男性7割が楽しむ「ひとりラーメン屋」、女性は3割~

中国で11月11日に祝われる「独身の日」。「独身の日」にちなみ、“おひとりさま”ですること・しないことを調べた消費者調査の結果をご紹介します。

【目次】

“おひとりさま”で楽しむ「ひとり〇〇」、経験者が多いのはファストフード、カフェ、ラーメン屋

中国では大規模な販促イベントが行われ、この日1日でECサイトは大変な金額を売り上げると日本でも近年話題になっている11月11日の「独身の日」。そんな「独身の日」にちなんで、生活者が「おひとりさま」でどんなことを楽しんでいるのか・しているのか、さまざまなアクティビティや場所・お店について、聞いてみました(図表1)。

図表1

独身の日_知るギャラ_図表1.png

「ひとり〇〇」をしたことがあるとして最も多いのは、ファストフード。「ひとりファストフード」の経験者は6割を超えています。次いで、カフェ、ラーメン屋がそれぞれ半数程度で続きました。

一方、この「ひとり〇〇はしない」と答えられているのは、多い順に「ボウリング」「ディズニーランド」「高級レストラン」。まわりがみんなで楽しんでいるものや誰かと経験を共有したい場所、ひとり客を見かけにくいお店・場所などはおひとりさまでは楽しみにくいようです。

男女差が大きいのは「ひとりラーメン」。男性にとって敷居が高いのは、「ひとりスイーツ店でのイートイン」

“おひとりさま”で楽しめるアクティビティや場所・お店については、例えば「ラーメン屋」は男性の方が入りやすそう、など男女差がありそうです。そこで、性年代で、「ひとり〇〇」の経験率を確認してみました(図表2)。

図表2

独身の日_知るギャラ_図表2_差し替え.png

全般的に、男性の方が経験率の高い「ひとり〇〇」ですが、ひと際男女差が大きいのがラーメン屋です。「ひとりラーメン屋」を経験したことがある男性が7割近いのに対し、女性は3割程度です。寿司屋のカウンター、居酒屋、焼肉店も、男性の方が女性よりも、10ポイント以上ひとりで行ったことがある人が多く見られました。

また、「ひとりスポーツ観戦」も、男性の2割以上が経験者なのに対し、女性は1割未満でした。誰かと一緒でもスポーツ観戦には行かないという女性の割合を見てみると26.3%と4人に1人にのぼっていました。そもそもスポーツ観戦には縁遠い人も少なくないようです。

一方、男性にとって敷居が高いのは「ひとりスイーツ店でのイートイン」でした。女性は3割以上が経験ありなのに対し、男性は1割程度です。「ひとりスイーツ店でのイートイン」については、男性の中でも年齢差が見られました。20代の若い男性は、経験者2割と比較的抵抗がない様子ですが、40代以上は1割未満でした。

また、若い人には敷居が低く、年代が上になると敷居が高いのは「ひとりカラオケ」です。20代は男女とも3割以上が「ひとりカラオケ」をしたことがあるのに対し、60代は男女とも1割に満たない経験率でした。

ひとりで行動することのよい点は「自分の好きなように時間を使える」、よくない点は「『おひとりさま』では入りにくいお店・場所がある」

最後に、ひとりで行動することのよい点、よくない点を見てみましょう。まずよい点については、「自分の好きなように時間を使える」「自分のしたいことだけすることができる」がそれぞれ6割超、5割超と上位でした(図表3)。また、「そもそも一人の時間が好き」という人も3割以上見られました。

図表3

独身の日_知るギャラ_図表3.png

一方、ひとりで行動することのよくない点として最も多く挙がったのは、「『おひとりさま』では入りにくいお店・場所がある」でした(図表4)。高級レストランや、女性にとってのラーメン屋、男性にとってのスイーツ店のイートインのように、誰かと一緒であれば入れる、入りやすいお店・場所でも、ひとりでは恥ずかしい、ひとり客は歓迎されないかもしれない、など足を踏み入れにくいところは少なくないのかもしれません。

図表4独身の日_知るギャラ_図表4.png

今回の分析は、自主企画のインターネット調査のデータをもとに行いました。
調査地域:全国
対象者条件:20~69 歳の男女
標本抽出方法:弊社「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
ウェイトバック:性年代構成比を、2015 年度実施国勢調査データをベースに、人口動態などを加味した2017 年度の構成比にあわせてウェイトバック
標本サイズ:n=3,338
調査実施時期: 2019 年10月28 日(月)~2019 年10月30日(水)

転載・引用について

本レポートの著作権は、株式会社インテージが保有します。本レポートの内容を転載・引用する場合には、「インテージ調べ」と明記してご利用ください。お問い合わせはこちら

【転載・引用に関する注意事項】
 以下の行為は禁止いたします。
・本レポートの一部または全部を改変すること
・本レポートの一部または全部を販売・出版すること
・出所を明記せずに転載・引用を行うこと
・公序良俗に反する利用や違法行為につながる可能性がある利用を行うこと

※転載・引用されたことにより、利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。
※この利用ルールは、著作権法上認められている引用などの利用について、制限するものではありません。

関連記事