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ネット通販 利用実態・意識調査
PICK UP
  • ネット通販の利用は拡大傾向
  • ネットスーパーとショッピングサイトの利用目的の差は顕著
  • ネットスーパーと比較して、ショッピングサイトは利用シーンが広い
  • ネットスーパーでは口コミ・レビューが参考にされていない

株式会社インテージは、2014年11月に、消費者購買データ(SCI)の集計とSCIパネルのモニターへのウェブ・アンケート調査を組合せ、日用品分野でのネット利用の実態(ファクト)と利用者の意識を知ることを目的に、「ネット通販 利用実態・意識調査」を実施いたしました。その内容は『ネット通販 利用実態・意識調査レポート』(価格120,000円(税別))にて詳しくご覧いただけます。ここでは速報版として、「ネットスーパー」と「ショッピングサイト」の違いにフォーカスし、調査結果の一部をご紹介します。


調査概要
調査方法
消費者購買データ(SCI)およびSCIパネルのモニターへのウェブ・アンケート調査
調査サンプル数
【利用実態:SCIデータ】
2012年10月〜2013年9月 サンプル数:87,999
2013年10月〜2014年9月 サンプル数:87,422

【意識:SCIモニターへのアンケート調査:vois】
対象条件:20〜69歳女性 サンプル数:4,898
※ウェイトバック集計値
調査期間
2014年11月21日~25日
調査実施機関
株式会社インテージ

調査結果

1.2人に1人がネット通販を利用

経済産業省が2014年8月に発表した「電子商取引に関する市場調査 報告書」によると、2013年の日本国内の消費者向け電子商取引の市場規模は、11.2兆円にのぼり、前年比では17.4%増加とあり、インターネットを通じての買い物が拡大していることを示している。
ではその中で、食品や日用雑貨、医薬品、化粧品など、主にスーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアで日々の買い物として買われている商品分野でのネット利用はどうなっているか。消費者購買データ(SCI)を分析すると、日用品分野の全購入金額に占めるネットスーパー、生協ネット注文、ネット通販での購入金額割合は9.7%。ネットルートでの購入経験者の割合は46.7%。利用者1人あたりの年間平均利用額は33,000円であった。

[図1]
SCIに見るネットルートの利用規模

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2.伸びるネットスーパー・ショッピングサイトの利用

ネットスーパーやショッピングサイトの利用は伸びており、今後の利用意向でも、頻度・商品分野とも“増える”が優勢となっている。

[図2]
ネットスーパー・ショッピングサイトの利用傾向

3.ネットスーパーとショッピングサイトの利用目的の差は顕著

ネットスーパーでは、飲料・酒類、続いて主食が利用目的のトップ。
ショッピングサイトは、ペット用品・化粧品は主目的となっている割合が高いが、全般的にどのカテゴリーも高く、ネットスーパーの利用実態との差が顕著である。

[図3]
聴取カテゴリーについて「そのカテゴリーの購買がサイト利用の目的となっている」と回答した比率

4.ネットスーパーと比較して、ショッピングサイトは利用シーンが広い

ネットスーパーの利用目的は、「店頭購買の代替」や「配送の利便性」で、実店舗利用のネガを埋める場面にとどまる。
ショッピングサイトは、「習慣的に購入している商品の補充」がもっとも高く、続いて、「配送の利便性」、「メルマガの受け取りがきっかけ」となっている。ネットスーパーと比較し、利用シーンの広さが伺える。

[図4]
“サイト利用を思い立つとき” ルート別 TOP5  ※設問はMA

5.ネットスーパーでは口コミ・レビューが参考にされていない

ショッピングサイトは、8割以上が口コミ・レビューを参照し、3割が購入時にレコメンドを参考にしている。また、半数は自分でも評価を書きこむ。
ネットスーパーは、口コミ・レビューを参考にしておらず、評価の書き込みも少ない。

[図5]
クチコミ・レビュー、レコメンドの参考度の違い

上記では、ご紹介しきれなかった実店舗との使い分けの実態やカテゴリー別の買い方の特徴はレポート本編をご覧ください。
『ネット通販 利用実態・意識調査レポート』本編 価格:120,000円(税別)

本編掲載内容

ルート別 利用実態・意識
ルート別 利用実態1 (SCIデータ分析から)
  • ネットルート利用はどれくらい増加しているか?
  • ネットルート別に利用者の属性構成は異なっているのか?
  • ネットルート利用者は実店舗とどのように使い分けているのか(カテゴリー計)?
ルート別 利用実態2 (アンケート調査<vois>から)
  • スマホ利用はどれくらいのシェアなのか?
  • どこから利用しているのか?、いつ利用しているのか?
ルート別 意識 (アンケート調査<vois>から)
  • どんなきっかけでそのネットルートを利用するようになったのか?
  • 最も利用しているサイトはどのような理由で利用されているのか?
  • そのサイトで買い物をしようと思うのはどんなとき?
  • 最も利用するサイトの利用で不満・不便に思うところは何か?
  • サイトの利用でよくある経験(口コミ・レビューの参照、レコメンの参照、自らの情報発信は?)
  • 今後、そのサイトの利用は増えていくと思うか?

カテゴリー・ルート別 利用実態・意識編(カテゴリー単位で編集)
カテゴリー・ルート別 利用実態 (SCIデータ分析から)
  • カテゴリー利用はルート別にどれくらい増加しているか?
  • ネットルート利用者はカテゴリー購入を実店舗とどのように使い分けているのか?
カテゴリー・ルート別 意識 (アンケート調査<vois>から)
  • ネットと実店舗では購入する商品のブランドは異なるか?
  • ネットと実店舗では購入する商品のサイズや個数(本数)は異なるか?
  • サイト利用の目的となるカテゴリーは
  • そのカテゴリーの買い方の特徴は?

対象ルート・カテゴリー


『ネット通販 利用実態・意識調査レポート』本編 価格:120,000円(税別)


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インテージ ビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』 2015年2月調査
株式会社インテージのビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』(2015年2月調査)によると・・

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調査会社概要

【株式会社インテージ】 http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values 〜お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点にたったマーケティングの実現を支援して参ります。

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