
「i-KPIマップ(商標登録出願中)」は、インテージが独自に開発した、企業の最終目標とCXを結びつける分析モデルです。
「お客様が何を感じ、どう行動するか」と「会社の業績」を適切に結びつける地図として、
さまざまな企業課題を解決します。
会社の業績目標との
アクションが連動していない
お客様目線で
サービス設計ができていない
部署や組織ごとに
バラバラに動いている
どこにお金や人員を
使うべきか判断できない
KPIの目標値を追いかける
だけになっている
i-KPI マップ
「i-KPIマップ™」の独自性は、顧客体験が具体的な業績指標にどうつながるか、が分かる点にあります。
カスタマージャーニーに沿ってCXファクターを分析し、企業施策と連動させることで、
効果的なアクションの選択ができるようになります。
各社の状況にあわせて、
「顧客が行動した結果」であるKGIを
顧客視点の表現に変換し、
KPI(=行動に繋がる意向)を設定します。
「ベース満足」「エンゲージメント」
「スイッチングバリア」の3指標で
構成される感情パスを基に、
KPI向上戦略の方針を決定します。
顧客のジャーニーに沿って整理した
CXファクターとKPIとの関係に基づいて
KPI向上に寄与する施策の仮説立案を行い、
具体的なアクションにつなげます。
i-KPI マップについて
企業目線の事業目標
(売上、利益、顧客維持率など)から、
達成すべきKGI
(売上が上がる顧客の行動)を設定する。
KGIを実現するためのKPI
(行動に繋がる意向)を
いくつか選定する。
基本的な満足度、エンゲージメント、
スイッチングバリアの評価のため
ユーザーに聴取する項目を決める。
サービス接点における
顧客体感価値(CXファクター)を
ジャーニーに沿って洗い出す。
アンケートや行動データを用いてKPI、感情パス、CXファクターについての
ユーザー評価を取得して統計分析を行い、各階層に与える影響を数値化する。
ここでマップの全体像が完成し、
リソースを割くべき体感価値(KPIに対して影響力の高いCXファクター)を特定できる。
各部門が連携し、
KPI向上のために重要な体験に
対する改善アクションを立案・実行。
定期調査とデータ分析で
施策の効果を検証し、
PDCAサイクルでKPIを向上させる。
KPIマネジメント支援サービス
「i-KPIマップ™」活用において、
「どの指標を選ぶべきか判断できない」
「データ分析リソースが不足している」
「具体的な施策に落とし込めない」
といった課題をお持ちの企業に、
インテージでは下記のようなサポートを用意しています。
開発にあたり、関係性マーケティングや消費者行動論などの各種学術分野の先行研究を読み解き、
下記の点に対する妥当性の確認を行いました。
また、各意向指標および感情指標の特性や因果関係を解明するため、自社の保有モニターを活用し、
8業界を対象に大規模データ検証(n=8,537)を実施しました。
株式会社インテージは1960年に創業。インテージグループとしてアジアNo.1*であるマーケティングリサーチ/インサイト事業に加えてマーケティングソリューション事業を展開し、9か国の海外拠点とともに国内外の企業・団体のマーケティング活動を総合的に支援しています。事業ビジョンとして“Create Consumer-centric Values”を掲げ、深い生活者理解とデータ活用の高度化による顧客企業支援を通じ、生活者の幸せの実現を目指しています。
*「ESOMAR's Global Top-50 Insights Companies 2024」に基づく(グループ連結売上高ベース)
*1「ESOMAR's Global Top-50 Insights Companies 2024」に基づく(グループ連結売上高ベース)
*2 2024年6月期グループ連結売上高