株式会社インテージ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：檜垣 歩、以下：インテージ）は、一般財団法人日本気象協会（東京都豊島区、理事長：長田 太、以下：日本気象協会）と協力して開発した製造業向けの簡易版需要予測サービス「お天気マーケット予報」の提供を2020年2月26日（水）より開始します。

「お天気マーケット予報」は、インテージが保有するSRI^®（全国小売店パネル調査）のカテゴリ別データと、日本気象協会が保有する長期の気温予測などを解析することで、カテゴリ別の市場規模(金額)の予測データを提供するサービスです。「アイスクリーム」「スポーツドリンク」「総合感冒薬」など、日用消費財を中心に約260カテゴリを対象としています。また、全国計および11エリア別^※1に週単位で予測データを提供します（1カテゴリ、1エリアからご購入可能）。
気象の変化による市場の変動を把握いただくことで、主に製造業の皆様の、営業・マーケティング活動、販促計画や生産計画でのご活用を想定しています。

「お天気マーケット予報」PDF配信イメージ

【背景】

インテージは、日本気象協会が提供する「商品需要予測サービス」において、2017年にSRI^®データの「第三者開示利用^※2」によるデータ活用に合意いたしました^※3。これにより、インテージとSRI^®データの利用許諾契約を結んでいる企業が、日本気象協会から需要予測情報を入手できるようになりました。
これを機に、日本気象協会が開発した「お天気マーケット予報」をリリースいたしました。このサービスにより、従来よりも低コストで手軽に需要予測データをご活用いただけるようになります。

「お天気マーケット予報」の特徴

（1）利用可能な情報を手軽に安価でご提供
本サービスでは、あらかじめ弊社保有のPOSデータを基に、約260カテゴリ分の需要予測モデルを構築しております。そのため、お申し込み後1週間程度で情報提供を開始いたします。また、仕様を絞り込むことで解析に伴う初期費用を抑えており、比較的安価でご利用いただけます。

（2）大規模サンプルによる定量的な市場規模予測
国内No.1(弊社調べ)のサンプル規模を有する、SRI^®を基に、2010年4月以降約10年分のカテゴリ別市場規模データと気象の関係を解析し、予測式を作成しております。長期間にわたる大規模サンプルを用いることにより、各カテゴリの市場変化の予測を、高精度で定量的に把握することが可能です。

（3）15週(約3カ月)先までの市場規模を予測
カテゴリ別に15週（約3カ月）先までの需要予測を、週単位で提供します。営業・マーケティング活動だけでなく、先々の生産計画や在庫調整、配送計画の検討など、複数のビジネスシーンでご活用いただけます。

「お天気マーケット予報」の市場規模売上予測モデルの精度

販売内容

全国計とエリア※別の直近推移グラフ（PDF）と数表（Excel）
※1エリアから購入可能です。ただし、全国計のみの販売はいたしません
※毎週金曜日にメールで配信いたします

ウェブサイト

お天気マーケット予報

※1 11エリア：北海道、東北、関東、京浜、信越、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州 （沖縄は除く）

※2 インテージが顧客との間に締結する契約に含まれ、SRIデータ契約顧客が、パネル調査データベースの一部を第三者に開示する上で従うことを定めた基準

※3 「インテージ、日本気象協会と需要予測で連携開始」

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【SRI^®（全国小売店パネル調査）とは】
国内小売店パネルNo1^※(2019年現在)のサンプル設計数とチェーンカバレッジを誇る、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア、ドラッグストア、専門店など全国約4,000店舗より継続的に、日々の販売情報を収集している小売店販売データです。

※ SRI^®では、統計的な処理を行っており、調査モニター店舗を特定できる情報は一切公開しておりません。

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