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2024/08/07イベント・セミナー

アイデアが「やってくる場」を語るトークライブ開催報告

2024年7月17日(水)、株式会社インテージ主催の「アイデアがやってくる場を語るトークライブ ~アイデアが出ないのは勘違い?アイデアが実り続ける「場」をつくるには~」を開催しました。

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このトークライブには、多業種31社の皆様63名にご参加いただきました。イベントのテーマである「アイデアが実り続ける場」について、参加者の皆様に向けて、アイデアの創出と育成に向けた新たな視点や捉え方、場づくりに関する話題を提供するトークライブとなりました。

イベントは2部構成で行われ、第1部では、『アイデアが実り続ける「場」のデザイン』を上梓した株式会社MIMIGURIの小田 裕和氏と、実践的にアイデアを生み出し、事業化し続けている合同会社ミックスアンドブレンドの関 俊一郎氏をお迎えし、アイデアと場づくりに関するトークライブを行いました。関氏はサンドイッチショップ「FUNGO」を立ち上げた際の実体験を基に、生活者の視点からどのように価値を創造してきたかについて語っていただきました。またお二人のディスカッションの中で、「外に正解を求めるのではなく、日常の当たり前の経験や体験を自分の原体験として楽しむことの重要性」や、「日々のアイデアが生まれる土壌づくりをお客様と共に模索する大切さ」について、深く掘り下げられました。

第2部では、第1部の内容を受けて、弊社インテージ社員によるパネルディスカッション「インテージが考えるアイデア共創や共創の場づくり」についてディスカッションを行いました。
インテージとしてクライアントの皆様のアイデアが実る土壌づくりを支援するには、「一方的に調査をお受けするというスタイルではなく、皆様と共に「生活者の気持ちや生活そのもの」を想像しアイデアが実る土壌を形成できるように努めたい」という内容が語られました。

また本イベントではリアルタイムでのグラフィック化(グラフィックレコーディング/ファシリテーション)を取り入れました。この取り組みは、ディスカッションの内容がグラフィック化されていく過程や、視覚情報として残っていくことを通して、トーク内容の理解促進や振り返りのしやすさを感じていただく試みとして実施しました。
第1部終了時には、参加者の方に対談内容のビジュアルから、印象に残った/気になった箇所への投票が行われ、第2部では参加者が多く投票したテーマをインテージ社員がパネルディスカッションにて深く掘り下げるといった双方向のコミュニケーションも行われました。


イベント終了後には、ネットワーキングタイムを設け、登壇者や参加者間で意見交換が行われました。
当日配布したアンケートによると、参加者のうち9割の方にご満足をいただけました。また、「企画を社内で通すための“つかみ”について起案者と承認者の関係を対立関係ではなく、協力関係に変えていくことや、目的や課題をクリアにして共有するという点がとても納得できました。」など、参加者の皆様からは、アイデアが実るための気づきや貴重なご意見をたくさんいただきました。

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本件に関するお問い合わせ先

株式会社インテージ エクスペリエンス・デザイン本部 CXコンサルティング部
デ・サインリサーチグループ