10:30 - 11:00
今改めて考える、
広告の目的と効果測定の手法
課題に合った効果測定手法の選び方
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株式会社インテージ
塩見 健吾
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株式会社インテージ
田窪 和也
REFRAME YOUR MARKETING WITH CCX
生活者起点の新しいマーケティングの実現には、
今までのマーケティング思考やビジネスプロセスを問い直し、
リフレームすることが必要になってきます。
皆さまのマーケティングに
生活者起点の変革(Consumer Centric Transformation)を与える
新たな視点を3日間にわたりお届けいたします。
今回は、皆さまと直接対話させていただく場として、
一部リアル開催も実施することといたしました。
ご参加を心よりお待ち申し上げております。
「ナスルディンのカギ」という話をご存じでしょうか。
“ナスルディンという男が家の前を這いつくばって何かを探している。
何を探しているのかと聞くと、カギを失くしたのだという。なかなかカギは見つからない。どこで失くしたのかと聞くと、家の中で失くしたのだという。
「なぜ、外で探しているんだい?」
「家の中より、外の方が明るくて探しやすいからだよ」”
「ナスルディンのカギ」は経営学者ミンツバーグの著書の挿話で、彼は「明るい場所=分析的経営、暗い場所=創発的経営」との対比を示しながら、「経営者やマネジャーが明るい場所だけに経営のカギを求め続けるのであれば、発展の余地は少ないだろう」と意見します。
暗い場所には目もくれず、カギを明るい場所で、探してしまう。
マーケティングの領域でも、起こりがちの事象です。
なじみのある参入市場で、入手しやすいデータで、使い慣れた分析フレームで、状況を把握し、新商品を企画し、PDCAを回す。
同じ市場を、同じようなデータで、同じように分析したら、導き出されるのはコモディティ化された解でしかなく、ビジネスを変革させるカギにはなりません。
マーケティングリサーチやデータドリブンマーケティングは、生活者理解という暗い場所を照らす灯です。
そして同じデータを同じ形で分析することで、変化を測り未来を照らすのです。
でも、もし灯が及ぶ場所だけを見続けているのだとすると、環境が変わったときナスルディン現象が起きてしまうかも知れないということを、心に留めておく必要があります。ときには、あえて暗い場所に明かりを灯すこと、すなわち“REFRAME”をする勇気を持つことが、ビジネスブレイクスルーのカギになります。
ここ2年のインテージフォーラムでは、生活者を起点にCXとDXの実現につなげるCCX(Consumer-centric Transformation)というコンセプトを提示してまいりましたが、今年はCCXとともに“REFRAME”を中心テーマに掲げます。
REFRAME YOUR MARKETING WITH CCX
〜 生活者起点でつながるビジネスプロセス 〜
生活者理解を起点として生活者の幸せが終点となる、生活者中心のマーケティングの実践と“REFRAME”という閃きにつながる3日間、どうぞご期待ください。
株式会社インテージ 代表取締役社長