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プレスリリースインテージ、パネル調査データのSnowflake連携サービスを開始
~業界標準の市場データ・生活者データをより活用しやすくし、DX推進を支援~
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下:インテージ)は、全国小売店パネル調査「SRI+®」、及び全国消費者パネル調査「SCI®」の集計・加工データをSnowflake(所在地:東京都中央区、社長執行役員:東條 英俊)を通じてデータ提供先企業に連携するサービスを開始します。本サービスは、Snowflakeのデータ共有機能であるSecure Data Sharingを用いて、提供先企業のSnowflake環境にデータを連携します。連携されるデータは、集計済みのデータとして連携されるため、そのままBIツール等での可視化を行い、すぐにデータを活用することができるようになります。
◎提供サービスの概要
必要なデータ設計に基づき集計・加工されたパネル調査データ(SRI+ 、SCI)が、Snowflake Secure Data Sharingを通じて、自社のSnowflake環境に連携されます。データはSnowflake上のテーブル(集計済みの整形されたデータ)として、週次や月次の頻度で自動的に更新されるので、BIツール等に連携しておくことで各ダッシュボードが更新され、すぐに各部門で利用することができます。

◎本サービスを利用するメリット
近年、DX推進を目的としてデータ活用の統合基盤を構築する企業が増えています。その際、自社データだけではなく、社外のデータも統合して活用するニーズが高まっています。インテージの「SRI+」、「SCI」は、自社データだけではわからない市場全体の動向把握、生活者理解のための業界標準データとして活用されてきました。これまで、インテージのパネル調査データを自社の統合基盤に入れるためには、個別に出力したデータを加工し、統合基盤への取り込み作業を行う必要がありました。本サービスを利用することで、Snowflake上の集計済みデータテーブルとして、パネルデータをすぐに活用できるようになります。その結果、煩雑な運用作業を削減すると共にデータ反映までのタイムラグを減らし、データを活かした迅速な意思決定を実現できるようになります。
◎提供仕様
- 本サービス利用にあたって必要な条件
- インテージのパネル調査データベース利用契約があること、もしくは別途新たにご契約いただけること
- Snowflakeを既に導入済み、もしくは導入予定であること
- 提供データ
SRI+、SCIのパネル調査データベース利用契約の範囲内で、集計・加工データを提供 - データ粒度
月次、週次、日次、いずれかの単位での集計済みデータ - データ更新頻度
月1回、または週1回
◎今後の展望
インテージでは、Snowflakeの基盤において、商品情報データベース及び店舗情報データベース(i-Store DB α®)の提供やPOSデータの統合分析基盤であるPOS-isの提供を行ってまいりました。本サービスを組み合わせることにより、データの統合活用を容易にし、実効性のあるDX推進を支援します。今後もインテージでは、誰もがデータを活用しやすい環境を提供し、お客様のビジネスをデータで支援することによって、その先の生活者の幸せの実現に向けて貢献してまいります。
【SRI+®(全国小売店パネル調査)】
国内小売店パネルNo.1※1 のサンプル設計数とチェーンカバレッジを誇る、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア、ドラッグストア、専門店など全国約6,000店舗より継続的に、日々の販売情報を収集している小売店販売データです。
※ SRI+では、統計的な処理を行っており、調査モニター店舗を特定できる情報は一切公開しておりません
※1 2024年4月現在
【SCI®(全国消費者パネル調査)】
全国15歳~79歳の男女53,600人の消費者から継続的に収集している日々の買い物データです。食品、飲料、日用雑貨品、化粧品、医薬品、タバコなど、バーコードが付与された商品について、「誰が・いつ・どこで・何を・いくつ・いくらで、購入したのか」という消費者の購買状況を知ることができます。
※ SCIでは、統計的な処理を行っており、調査モニター個人を特定できる情報は一切公開しておりません
【Secure Data Sharing】
SnowflakeのSecure Data Sharingは、データをリアルタイムで安全に共有する機能です。データをコピーまたは移動することなく、組織内外のユーザーと即座にデータを共有できます。この仕組みは高いセキュリティを保ちつつ、データアクセスのコストも軽減します。結果として、ユーザーは常に最新のデータに簡単にアクセスできます。
株式会社インテージ
株式会社インテージは1960年に創業。インテージグループとしてアジアNo.1*であるマーケティングリサーチ/インサイト事業に加えてマーケティングソリューション事業を展開し、9か国の海外拠点とともに国内外の企業・団体のマーケティング活動を総合的に支援しています。事業ビジョンとして“Create Consumer-centric Values”を掲げ、深い生活者理解とデータ活用の高度化による顧客企業支援を通じ、生活者の幸せの実現を目指しています。
*「ESOMAR’s Global Top-50 Insights Companies 2024」に基づく(グループ連結売上高ベース)
本件に関するお問い合わせ先
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株式会社インテージ : 事業開発本部 DX部
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担当 : 二瓶(にへい)/山下(やました)
報道機関からのお問い合わせ
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株式会社インテージ
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広報担当 : 下河原(しもがわら)/ 水口(みずぐち)
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TEL : 03-5294-6000