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2017/12/15イベント・セミナー

関東学生マーケティング大会2017で、中央大学 久保知一研究室の高市班の皆様にリサーチ賞を贈呈しました

関東学生マーケティング大会は、関東圏のマーケティング専攻の名門ゼミが集まって論文とプレゼンテーションで競う研究大会です。36回目となる今年のテーマは「未来を創るマーケティング」で、11月25日に最終報告会が行われました。
インテージは長年、関東学生マーケティング大会に実務家審査員として参加してきましたが、今年は新たな取り組みとしてリサーチ賞を設け、「実務的なマーケティング課題を適切なリサーチプロセスに反映できているか?」という視点で論文の審査を行いました。
さらに、希望する参加者がインターネットリサーチを行える様に研究をサポートしました。

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リサーチ賞に選ばれた論文は中央大学 久保知一研究室の高市班の「ブランド・コミュニティにおける顧客間コンフリクトのマネジメント」です。 ブランドやコンテンツのファンがSNS上で繋がり合っている中、ヘビー対ライトといったファン同士の衝突が広がり、時にはファンが離れていく原因にもなりうる。そんな課題に企業はどのように対処すべきかを示唆する、SNS時代の今ならではの観点で書かれた論文でした。この論文はインテージ知るGallery(https://www.intage.co.jp/gallery/)にて紹介していますので、是非ご覧ください。

選定では以下のポイントが評価されました。

  • SNS時代の今ならではの課題を取り上げつつ、人やコミュニティといったマーケティングの基本テーマに踏み込んでいる
  • 理論やモデルの受け売りや実証だけではなく、生活者としての自分たちの目線で仮説を出して調査設計をし、フィールドワークまで行っている
  • 実際に調査を行う前にマニピュレーションチェックを行うなど、適切な調査プロセスを実行している
  • 調査の内容や解釈に生活者としての感覚が盛り込まれている

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リサーチ賞の受賞を機会に、12月6日には中央大学久保知一研究室の高市班の皆様をインテージに迎え、プレゼンテーションを聞かせていただきました。
受賞メンバーは商学部 会計学科3年の赤塚俊介さん、商学部 経営学科3年の桐生紗季さん、商学部 商業・貿易学科3年の太田一馬さん、髙柳美帆さん、高市麻輝さんの5名です。

プレゼンテーション後の質疑応答では、受賞メンバーの工夫や苦労など、興味深い話をいろいろと聞くことができました。こちらもインテージ知るGalleryでご覧ください。