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2018/12/26イベント・セミナー

関東学生マーケティング大会2018で、早稲田大学商学部守口ゼミナール 植田班の皆様にリサーチ賞を贈呈しました

関東学生マーケティング大会は、関東圏のマーケティング専攻の名門ゼミが集まって論文とプレゼンテーションで競う研究大会です。37回目となる今年のテーマは「つなぐマーケティング」で、11月24日に最終報告会が行われました。
インテージは長年、関東学生マーケティング大会に実務家審査員として参加しており、昨年からはリサーチ賞を設けて「実務的なマーケティング課題を適切なリサーチプロセスに反映できているか?」という視点で論文の審査を行っています。
さらに、希望する参加者がインターネットリサーチを行える様に研究をサポートしました。

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リサーチ賞に選ばれた論文は、早稲田大学商学部守口ゼミナール 植田班の「ライブコマースの利用体験が商品選好に与える影響とそのメカニズムの解明」です。
中国で人気を集め、日本でも各社が参入し始めたライブコマースが、視聴者にどのような影響を与えるのか、そのメカニズムを解明して適切な活用方法の検討に繋げる、という論文です。この論文はインテージ知るGalleryにて紹介していますので、是非ご覧ください。

選定では以下のポイントが評価されました。

  • 実際にライブコマースを体験してもらい、体験に基づいたリアルな評価を得て仮説検証を行っている
  • 理論の受け売りではなく、経験者のデプスインタビューを数多く行い、実態を踏まえた調査票作成を行っている
  • ライブコマースの各要素と商品選考のモデルを評価する際、採択/棄却された理由を先行研究や理論を取り入れて考察し、直接的な影響が棄却された要素についても間接的な影響を想定してモデルを再構築したことで、より詳細なメカニズムを明らかにしている

リサーチ賞の受賞を機会に、12月4日には早稲田大学商学部守口ゼミナール 植田班の皆様をインテージに迎え、プレゼンテーションを聞かせていただきました。
受賞メンバーは早稲田大学商学部3年の植田 理久さん、信國 友江さん、一ノ瀬 大吾さん、山岡 陽さんの4名です。
プレゼンテーション後の質疑応答では、テーマ選定のきっかけや苦労したポイントなど、興味深い話を聞くことができました。こちらもインテージ知るGalleryでご覧ください。

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