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不況下のお金の預け先―株式投資に関する現状と意識調査 ~リーマンショックも“お金の預け先(運用先)”に影響を与えず~
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  • 現在は株安ながら、今後も株式投資を続ける意向は約7割
  • 銘柄数は3銘柄までが53.2%、投資金額は300万円までが63.2%を占める
マーケティングリサーチ最大手の株式会社インテージは、2009年4月27日~5月1日、インテージ・ネットモニター“キューモニター”のうち20~59才の男女800名を対象として、『不況下のお金の預け先―株式投資に関する現状と意識』に関してインターネット調査を実施し、結果をまとめました。
調査概要
調査方法
インターネット調査
調査地域
一都三県(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)
調査対象者
インテージ・ネットモニター“キューモニター” 20-59才男女個人
サンプル構成
男性400人/女性400人の合計800人
調査期間
2009年4月27日(月)~5月1日(金)
調査実施機関
株式会社インテージ・インタラクティブ
調査結果

1. リーマンショック前後のお金の預け先にほとんど変化は見られず

現在のお金の預け先としては、「普通預金」93.8%が最も多く、次いで「定期預金」55.5%、3番目は「株式投資」27.5%となった。2008年9月のリーマンショック以前の預け先と比較したところ、変化はほとんど見られなかった。

Q1.
現在、あなたのお金の預け先(保有している金融商品を含む)をお答えください。(回答はいくつでも)
[表1]

Q2.
昨年9月のリーマンショック以前のあなたのお金の預け先(保有していた金融商品を含む)をお答えください。(回答はいくつでも)
[表2]

2. 株式投資の規模は3銘柄。投資金額は300万円までが多い

現在、株式投資を行っている人に投資銘柄数を聞いたところ、最も多いのは「2~3銘柄」で30.0%、次いで「1銘柄のみ」が23.2%、「4~5銘柄」が20.9%となった。
また、投資金額は、「50万円未満」が17.7%、「50~100万円未満」が16.4%、「100~300万円未満」が29.1%で、300万円までの合計は63.2%となった。
一方、「1,000万円以上」の高額運用者も10.0%存在している。

Q3.
【Q1で「株式投資」をお答えの方へ】
あなたは現在、何銘柄に株式投資していますか。(回答は1つ)
[表3]

Q4.
【Q1で「株式投資」をお答えの方へ】
あなたが現在、株式運用している資金はいくら位ですか。(回答は1つ)
[表4]

3. 株式投資は余剰資金で。長期保有、リスク分散という運用が主流

株式投資の方法、意識について聞いたところ、「長期保有で確実に運用益を得たい」84.5%、「余剰資金で運用している」79.1%、「リスクを考え、株式以外にも分散投資している」68.2%が多く、堅実に運用している実態が伺われる。

Q5.
【Q1で「株式投資」をお答えの方へ】
あなたの次のような株式投資の運用方法や考え方の項目それぞれにあてはまりますか。
(回答は横の行ごとに1つずつ)
[表5]

4. 今後の株式投資継続意向は、継続意向が67.3%

株式投資は「今後もずっと続けていく予定」67.3%が多く、「いつかはやめる予定」18.2%を大きく引き離している。

Q6.
【Q1で「株式投資」をお答えの方へ】
あなたは今後、株式投資を続けていく予定ですか。(回答は1つ)
[表6]

5. 現在の株安を機に新たに株式投資を開始したい人は、20.2%

現在、株式投資を行っていない人に対して、この株安を機に株式投資を行いたいかを聞いたところ、「そう思う」は20.2%で、「そう思わない」79.8%を大きく下回った。
株式投資を始めたいと思わない理由としては、「投資資金がないから」36.9%、「株式投資に興味がないから」36.5%の2つの理由が最も多く上がった。

Q7.
【Q1で「株式投資」以外をお答えの方へ】
現在、日本の株式相場は比較的安い状態ですが、あなたはこれを機に株式投資をしたいと思いますか。(回答は1つ)
[表7]

Q8.
【Q7で「そう思わない」をお答えの方へ】
現在、株式投資をしたくないという理由を以下からお答えください。(回答はいくつでも)
[表8]

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インテージ ビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』 2015年2月調査
株式会社インテージのビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』(2015年2月調査)によると・・

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調査会社概要

【株式会社インテージ】 http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values 〜お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点にたったマーケティングの実現を支援して参ります。

【株式会社インテージ・インタラクティブ】
株式会社インテージ・インタラクティブは、国内におけるマーケティングリサーチの草分けであるインテージグループの一員として、インテージの持つ「知見」や「ノウハウ」を活用し、早さや手軽さだけではない「品質」を重視したインターネットリサーチサービスを提供しています。

※ 平成22年4月1日をもって株式会社インテージへの吸収合併
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