2018/10/10メディア掲載・登壇
日本オペレーションズ・リサーチ学会機関誌にてクロスメディア情報部 中野暁の論文掲載
2018年10月発刊の日本オペレーションズ・リサーチ学会機関誌 Vol.63、 No.10にてクロスメディア情報部 中野 暁の論文が掲載されました。
論文情報
- タイトル:
混合隠れマルコフモデルによるオンライン・オフラインチャネル選択行動のモデリング - 著者:
中野 暁 (株式会社インテージ)、近藤 文代 (筑波大学 システム情報系 社会工学域) - 掲載誌:
オペレーションズ・リサーチ、 Vol.63、 No.10、 pp.635-646.
論文は日本オペレーションズ・リサーチ学会のウェブサイトよりダウンロードできます。
混合隠れマルコフモデルによるオンライン・オフラインチャネル選択行動のモデリング
論文の概要
この論文では生活者のオンラインとオフラインのチャネル選択が時間経過と共に変化していくこと仮定し、その変化の様子を捉えるための統計的モデリング手法が提案されています。
このモデリング手法の特徴は、従来型のマーケティングで求められてきた「誰に」施策を実施すべきかといった要素に加え「いつ」実施すべきかという、生活者へアプローチする「タイミング」を捉えている点にあります。
マーケティングのデジタル化が進む昨今、生活者個人に対してのリーチが容易になり、細かい時間粒度・速いサイクルで生活者に施策を実行できるようになりつつある中で、本論文の手法は「人×タイミング」の軸での施策検討において実務的応用が期待されます。
近年のECの普及に伴う生活者の買い方、チャネルの使い方の変化を弊社オウンド・メディア「Intage 知る Gallery」でレポートしてきました。
「手近なものまでオンラインで買う人達は普段どのようにECサイトに触れているのか?」
「ECサイトでの買い物にモバイル化の影響は?EC利用実態のいま」
「ネット通販サイト利用はどこまで進んだ?ユーザー像に見る浸透のカギ」
インテージでは今後も継続的に、こうした生活者の変化をとらえてまいります。
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- 広報担当
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