国立情報学研究所主催IDRユーザフォーラムに参加
株式会社インテージホールディングスは、11月29日に国立情報学研究所で開催されたIDRユーザフォーラムに、実行委員として参加いたしました。
本イベントは、国立情報学研究所の「情報学研究データリポジトリ(IDR)」を通じてデータを提供している企業と、データを利用している研究者が一堂に会することで、研究コミュニティのさらなる発展に寄与することを目的として、2016年度から毎年開催されています。
当日は、大学や研究機関の研究者、学生、データ提供企業の関係者ら約120名が参加。データ利用者による研究事例とアイディア発表、ポスターセッション、データ提供社による紹介セッションやブース展示、そして優れた研究事例とアイディアへの企業賞、奨励賞の授与などが行われました。
今回提供した研究用のデータセットは、以下の条件で抽出された3種類のパネルデータとなります。
(条件)
清涼飲料水15ブランドを対象として、京浜エリア(埼玉・千葉・東京・神奈川)に所在している小売店及び同エリアに居住しているモニター700名から、2017年一年間に収集した、販売データ、購買履歴データ、メディア接触ログデータ。
(提供データ種類)
SRI®: 全国小売店パネル調査
SCI®: 全国消費者パネル調査
i-SSP®: インテージシングルソースパネル®
26のポスターセッション、15のスタートアップセッションの中から青山学院大学の谷津元樹さんの「ニコニココメントデータからの駄洒落検出」をインテージ賞として選ばせていただきました。
どの研究も自然言語処理や画像解析などの技術を使うだけでなく、実際の利用シーンをイメージした課題設定の研究が多かったように思えます。
当社グループは、データを利活用した先端技術の研究のため、産官学連携協力を引き続き推進していきます。
関連リンク
2018年6月ニュースリリース「インテージ、国立情報学研究所と提携し研究用データセットの提供を開始」
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