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【調査レポート】ビジネスパーソンの残業事情と意識
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  • 1年前より残業が減ったビジネスパーソンは34.3%
  • “残業手当が減って、経済面で困る”は4割
  • “時間的な余裕”を歓迎するポジティブ思考が5割と半数を占める
マーケティングリサーチ最大手の株式会社インテージは、2009年3月、インテージ・ネットモニター“キューモニター”のうち20~59才の男女2,400名を対象として、『ビジネスパーソンの残業事情と意識』に関してインターネット調査を実施し、結果をまとめました。
調査概要
調査方法
インターネット調査
調査地域
全国
調査対象者
インテージ・ネットモニター“キューモニター”
会社員、派遣・契約社員、公務員・団体職員(教職員・講師を除く)20-59才男女個人
サンプル構成
首都圏800人/関西圏800人/その他全国800人/合計2,400人
調査期間
2009年3月12日(木)~16日(月)
調査実施機関
株式会社インテージ・インタラクティブ
調査結果

1. 昨年より残業が減ったビジネスパーソンは、全体の34.3%

2009年3月時点で、1年前と比較して残業が減ったビジネスパーソンは、全体の34.3%となった。特に、「5割またはそれ以上減った」とした回答者は全体の16.5%を占めた。

Q1.
1年前と比べて、残業時間の増減はいかがですか。 (単数回答)
[表1]

2. 1年前より月収が減った人は35.6%

残業が減った影響と考えられるが、1年前と比較して月の収入が減ったとの回答は全体の35.6%。
収入が減ったことへの対応策としては、「外食を減らす」56.8%がトップにあがった。以下、「ファッション(衣類)の購入を控える」45.1%、「贅沢な食品類を買わない」43.3%、「日常の食品・飲料を安いものにする」37.6%と続き、「エステ・美容にかけるお金を減らす」15.0%、「観劇、コンサートなどに行くのを減らす」13.5%をあげた回答者は相対的に少ない。これについては、収入が減った消費者の多くが食事や衣類など消費生活のベース部分の合理化に手をつけているという見方ができる。

Q2.
では1年前と比べて、残業手当を含めた月の収入の増減はいかがですか。(単数回答)
[表2]

Q3.
収入が減ったことにどう対応していますか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数回答)
[表3]

3. 残業の減少を歓迎するポジティブ回答が50%

残業が減ったことに対する意識を聞いたところ、「残業手当が減って、経済面で困る」という選択肢が40.7%でトップにはなったが、「家に早く帰れてうれしい」20.0%、「自由な時間が増えてうれしい」18.5%、「体が楽になったり、ストレスが減って良かった」11.5%というポジティブな回答が、合計で50%と半数を占めた。

Q4.
あなたは、残業が減ったことをどう感じていますか。(単数回答)
[表4]

4. 残業が減って増えた時間の使い道は「家に早く帰る」がトップ

残業が減ったことで増えた時間の使い方については、「家に早く帰る」が79.5%と2位以下に大差をつけてトップとなり、以下「趣味やスポーツ時間にあてる」25.3%、「家事をする、家事を手伝う」24.4%が続いた。

Q5.
あなたは、残業が減ったことで増えた時間をどのように使っていますか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数回答)
[表5]

5. 残業減少の総合的な評価は、ポジティブな回答がネガティブを上回る

ネガティブな回答44.1%を上回った 総合的に見て、残業が減ったことを「とても良かった」13.0%、「まあ良かった」42.9%とポジティブに捉えた回答の合計が55.9%と、「あまり良くなかった」30.7%、「全く良くなかった」13.4%とネガティブに捉えた回答の合計の44.1%を上回った。

Q6.
総合的に見て、あなたは、残業が減ったことをどう思いますか。(単数回答)
[表6]

6. 将来的には、残業はほどほどに増えてほしいがトップ

将来についても、「(残業は)以前ほどではないが今よりは増えてほしい」42.4%がトップで、「今のままがよい(増えてほしくない)」32.1%がこれに次ぎ、「以前のように増えてほしい」18.2%は3位であった。

Q7.
将来、また残業が増える可能性についてどう思いますか。(単数回答)
[表7]

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インテージ ビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』 2015年2月調査
株式会社インテージのビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』(2015年2月調査)によると・・

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調査会社概要

【株式会社インテージ】 http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values 〜お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点にたったマーケティングの実現を支援して参ります。

【株式会社インテージ・インタラクティブ】
株式会社インテージ・インタラクティブは、国内におけるマーケティングリサーチの草分けであるインテージグループの一員として、インテージの持つ「知見」や「ノウハウ」を活用し、早さや手軽さだけではない「品質」を重視したインターネットリサーチサービスを提供しています。

※ 平成22年4月1日をもって株式会社インテージへの吸収合併
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