- “飲みニケーション”はいまだ健在!? 約6割が「職場の飲み会は必要」
- 仕事帰りの外飲みは、職場の同僚・上司とコミュニケーション作り
- 19時スタート、まずはビールで乾杯、割り勘で一人3,000円、2時間飲んで一次会で解散
株式会社インテージは、ビジネスパーソン意識調査『仕事帰りの外飲み事情2012』に関して調査を実施しました。本調査は、2012年8月7日~8月10日、インテージ・ネットモニター“キューモニター”のうち20~59才のビジネスパーソン男女800名(京浜/東京・埼玉・千葉・神奈川)を対象として、最近3ヵ月の仕事帰りの外飲み状況に関してインターネット調査を行い、結果をまとめました。また、2010年(7月)、2011年(7月)に行った同調査と比較し、ビジネスパーソンの外飲み状況の変化を考察しました。
- 調査方法
- インターネット調査
- 調査地域
- 京浜(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)
- 調査対象者
- インテージ・ネットモニター“キューモニター” 20~59才男女ビジネスパーソン
- サンプル構成
- 男性400名、女性400名
- 調査期間
- 2012年8月7日(火)~8月10日(金)
- 調査実施機関
- 株式会社インテージ
1. 最近3ヵ月間で、仕事帰りの外飲みに行った人は67.1%。20代が最も多い
最近3ヵ月の仕事帰りの外飲み状況は、全体の67.1%は飲みに行っており、最も多いのは男性20代で81.0%、次いで女性20代75.0%。外飲みの頻度は、「2~3ヵ月に1回くらい」が最も多く20.9%。次いで「1ヵ月に1回くらい」15.6%、「2~3週間に1回くらい」12.0%、「週1日くらい」11.0%となった。
また、全体の32.9%は飲みに「行っていない」と回答。特に女性30~50代の割合が高い。
ビジネスパーソンの仕事帰りの外飲み頻度は、2010年から減少のまま推移。
- Q1.
- 最近3ヵ月間、あなたはどのくらいの頻度で会社の同僚や友人など(1人の場合も含む)とプライベートで仕事帰りに飲酒をしましたか。(回答は1つ)
※会社の歓送迎会などの行事や接待は除いてお答えください。
※飲酒しない方は、一緒に行った方が飲酒している場合をお答えください。
- [図1]
- 2010年・2011年・2012年飲酒頻度の比較
2. 仕事帰りの外飲みは、19時台スタートが約5割
外飲みのスタート時間は「19時台」が最も多く49.2%。次いで「18時台」34.1%、「20時台」15.3%。性・年代での大きな差は見られないが、女性20代・30代はスタート時間が遅い傾向で、他の年代に比べ「20時台」の割合が高い。
- Q2.
- 最近3ヵ月間、仕事帰りの飲酒のスタート時間は、何時頃が多かったですか。(回答はいくつでも)
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに飲酒した人】
3. 飲酒時間は2時間(45.4%)~3時間(40.6%)
1回当たりの飲酒時間は、「2時間くらい」が最多で45.4%、次いで「3時間くらい」40.6%。性・年代別でみると、男性30代・40代は「2時間くらい」「3時間くらい」が4割強でほぼ同率。女性30代・40代では「3時間くらい」がそれぞれ45.0%、45.9%と最も多く、さらに女性30代の「4時間くらい」は男性の倍近い。 それ以外の性・年代では「2時間くらい」が最多となっている。
2011年調査との比較では、飲酒時間は減少傾向。
- Q3.
- 最近3ヵ月間、仕事帰りに飲酒している時間は、一回当たり何時間くらいが多かったですか。(回答はいくつでも)
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに飲酒した人】
4. 飲みに行く目的は「コミュニケーション」が54.9%
外飲みの目的・理由で最も多いのは「コミュニケーションをとりたかったから」54.9%。次いで「つきあいで、誘われたから」46.9%、「会話、話を楽しみたかったから」40.2%。性・年代別でみると、女性20代は「つきあいで、誘われたから」が最も多く70.7%を占める。また、女性20代の目的・理由は分散傾向で、「お酒を飲みたかったから」30.7%や「暇だったから」13.3%が他の性年代に比べ高い。
- Q4.
- 最近3ヵ月間、あなたはどのような目的・理由で仕事帰りの飲酒をしましたか。次の中からあてはまるものをすべてお答えください。(回答はいくつでも)
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに飲酒した人】
5. 飲みに行く相手は、職場の同僚・上司
仕事帰りに飲む相手のトップ3は、「職場の同僚(同性、異性問わず)」が最多で56.1%、次いで「職場の同僚(同性のみ)」33.3%、「職場の上司」32.6%となり、職場の延長で飲みに行く人が多い。- Q5.
- 最近3ヵ月間、仕事帰りの飲酒はどなたと一緒でしたか。次の中からあてはまるものをすべてお答えください。
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに飲酒した人】
6. “まずはビール”派が64.1%
最初の一杯に飲むのは、圧倒的に「ビール、発泡酒、第三のビール」が多く64.1%。男女別でみると、男性は8割近くが“まずは”「ビール、発泡酒、第三のビール」。一方、女性は男性に比べて一杯目に「サワー、酎ハイ」「カクテル」「ソフトドリンク」などさまざまな飲み物を注文する傾向がある。
- Q6.
- 最近3ヵ月間、あなたは仕事帰りの飲酒で、最初の一杯目に何を注文することが多かったですか。(回答は1つ)
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに飲酒した人】
7. 1回の飲み代は3,000円(45.1%)
1回(一軒)当たりに支払った飲み代は、「3,000円程度」が最も多く45.1%。次いで「4,000円程度」27.0%、「5,000円程度」17.1%となった。性・年代の比較では、「2,000円程度」は女性50代(12.5%)、「5,000円程度」は男性50代(30.8%)が高い。2010年から飲み代は年々減少傾向。
- Q7.
- 最近3ヵ月間、仕事帰りの飲酒の一回一人当たりの平均予算(2軒以上行った場合は1軒目)はだいたいどれくらいでしたか。(回答は1つ)
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに飲酒した人】
- [図7]
- 2010年・2011年・2012年の予算比較
8. 外飲みのパターンは、「一次会で帰るようになった」(47.9%)、「上下関係なく割り勘にすることが多くなった」(32.4%)が2011年より上昇
外飲みのパターンを聞いたところ、2011年との比較では「一次会で帰るようになった」35.7%→47.9%、「上下関係なく割り勘にする事が多くなった」21.3%→32.4%と増加の幅が大きく、特に男女50代での増加率が高い。- Q8.
- 最近3ヵ月間のあなたの仕事帰りの飲酒は、次のようなパターンにあてはまりますか。それぞれお答えください。(回答は横の行ごとに1つずつ)
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに飲酒した人】
- [図8-1]
- 2010年・2011年・2012年の比較・・・「一次会で帰るようになった」
- [図8-2]
- 2010年・2011年・2012年の比較・・・「上下関係無く割り勘にすることが多くなった」
9. 約6割が “職場の飲み会は必要”だと思っている
職場の飲み会は58.9%が「必要だと思う」と回答。男性の全年代と女性20代は6割以上が「必要」と思っているが、女性30~50代は5割以上が「必要だと思わない」。- Q9.
- あなたは、職場の飲み会は必要だと思いますか。(回答は1つ)
10.20代の男女は3割以上が上司からの誘いを断れない
職場上司からの仕事帰りの飲酒の誘いに関しては、81.9%が「断ることができる」と回答。最も「断ることができる」のは50代女性91.0%。20代男女の3割以上は「断ることができない」。
- Q10.
- あなたは、職場の上司からの仕事帰りの飲酒の誘いを断ることができますか。(回答は1つ)
調査結果プレスリリースPDF
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- ex)
- インテージ ビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』 2015年2月調査
株式会社インテージのビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』(2015年2月調査)によると・・
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調査会社概要
【株式会社インテージ】 http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values 〜お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点にたったマーケティングの実現を支援して参ります。