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インテージフォーラム 2018

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ご挨拶

今年のテーマは、「Experience INTAGE, Connect the Dots to the Next Stage」です。

とどまることのないデジタライゼーションの波が、徐々にオフラインの世界に押し寄せつつあります。

オン/オフを問わず、いたるところで発生する生活者の行動データを、当社のパネルデータを用いて繋げ、オンライン/オフライン行動をまたいだ生活者のカスタマージャーニーを明らかにすることが、Next Stageの究極の姿であると当社は考えます。

このオンライン/オフライン行動をまたいだ生活者のカスタマージャーニーを、例えば、メーカー/メディア/流通小売における生活者理解の共通基盤とすることで、より効果的なマーケティングアクションが促進されるのではないでしょうか。また、様々なデータの統合活用においては、マーケティング関連データのダッシュボード化とAIの活用が不可欠です。

そして何よりも、GDPRなど個人情報活用の規制が強化される中、これらの生活者起点のパーソナルデータ活用は、生活者に幸せをもたらすエクスペリエンスの提供につながるものでなければならないと考えます。

そこで、今年のフォーラムでは、Next Stageを視野に入れた、当社の取り組みの一端をご紹介させていただくとともに、各業界を代表するキーパーソンの方々をお招きして、これからのマーケティングのあり方についてお話いただきます。皆様のマーケティング変革の一助になれば幸いです。

皆様の、ご来場を心よりお待ちしております。

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株式会社インテージ 代表取締役社長 石塚 純晃

特別講演

デジタルシフトの本質とは?

『アマゾン・エフェクト』著者で、孫正義氏、北尾吉孝氏、鈴木敏文氏らカリスマの元で常にデジタルシフトの第一線を走り続けてきた鈴木康弘氏が、日本企業が取り組むべきデジタルシフトを語る。

株式会社デジタルシフトウェーブ 代表取締役社長 鈴木 康弘 氏

1987年富士通(株)に入社。SEとしてシステム開発・顧客サポートに従事。
1996年ソフトバンク(株)に移り、営業、新規事業企画に従事し、ネット書籍販売会社イー・ショッピング・ブックス(株)(現セブンネットショッピング)を設立、代表取締役に就任。
2006年資本移動により(株)セブン&アイHLDGS.グループ傘下に入り、
2014年に(株)セブン&アイ HLDGS.執行役員CIO就任、グループオムニチャネル戦略のリーダーを務める。2015年同社取締役執行役員CIOに就任、グループシステムの改革に着手し、デジタルシフトの骨格を作り上げる。2016年12月に同社を退社。
2017年3月に(株)デジタルシフトウェーブを設立、同社代表取締役社長に就任。多くのデジタルシフトを目指す企業の支援を実施している。

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セッション

第1クール オープニングセッション

X01:生活者の共通理解がマーケティングを進化させる
~流通・メーカー・メディアを横断した 顧客戦略のデジタルシフト~

多様な生活者のニーズ、購買情報行動を捉えて、独自に顧客セグメントを設定し、効率的、効果的なマーケティングに取り組む企業が増えています。ID付POSデータや様々なプレイヤーのDMPが高度化することにより、顧客セグメントを精度高く反映したアクションも可能になってきました。
日本アドバタイザーズ協会(JAA)では、流通企業とメーカーとの商談で、TVとデジタルの広告を共通の指標で表そうという提案も進められています。
本セッションでは、流通・メーカー・メディアのそれぞれの立場が考える、顧客との向き合い方の変化について具体的な事例を通じて発表いただき、共通理解からはじまるマーケティングの進化の姿をディスカッションしていきます。

株式会社ローソン 経営戦略本部 次世代CVS統括部 兼 商品戦略本部 マネージャー
小林 敏郎 氏

1997年 株式会社ローソン入社。当時ローソンで売上NO.1店舗の店長を務める。
社内公募で新規事業開発室に配属。EC関連のローンチ業務を手始めに、自社ホームページのWebマスターとして大規模リニューアルおよび運用を担当。
2003年 24時間365日稼働するコールセンターのローンチを遂行。その後クレジットカード会社に出向。
クレジットカードの会員分析・Webによる会員獲得業務を担当。
2008年株式会社ローソンに復社。以降、主にID-POSデータの分析や調査業務を担当。各署の課題解決や戦略づくり、マーケティング活動に携わり、現在に至る。

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公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会(JAA) デジタルメディア委員長 / 資生堂ジャパン メディア統括部長
小出 誠 氏

1984年資生堂入社。大阪の販売会社の営業部門を経て、商品開発部。
その後、宣伝部にてブリント媒体の出稿、イベントを担当。
1994年より経営企画部で企業理念づくり、社内保育所の設置などを担当した後、2003年よりプロフェッショナル事業部でヘアサロンへの業務用品事業および美容室などのサービス事業運営に携わる。
2008年より経営企画部に在籍し、本社ビル建て替えとグローバル総本店新設を含む「銀座再開発プロジェクト」と企業サイトの運営を担当。
2014年4月よりコミュニケーション統括部長。
2015年10月より資生堂ジャパン(株)コミュニケーション統括部長。
2018年1月より同メディア統括部長。(組織改編に伴う名称変更)
※2016年11月より日本アドバタイザーズ協会 デジタルメディア委員長。

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株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部 次世代ブランド戦略室 統括
羽片 一人 氏

2009年株式会社サイバーエージェントへ入社。インターネット広告事業本部にて営業に従事。
2010年株式会社CA Beatを設立、代表取締役社長に就任。
メディア事業、ゲームコミュニティ事業の立ち上げを行う。
2013年SAPゲームネットワーク事業を立ち上げ、SAP特化型DSP/DMP「GameLogic」「GameAudience」を開発。
2014年広告事業本部データ責任者を経て、アドテク領域責任者に。
現在はインターネット広告事業本部統括 兼 データビジネス責任者を兼任。次世代ブランド戦略室を管轄。

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株式会社インテージ 取締役 CMO
村上 清幸

1985年、社会調査研究所(現インテージ)に入社。
調査フィールド管理、カスタムリサーチ、パネルデータの企画分析、営業、また業界も食品雑貨から耐久財、サービス、そして行政まで広く経験。
2000年代はブランドマネジメント起点で各種リサーチ、分析の開発、体系化を推進。
2010年代に入り、現在のi-SSPの開発、2012年にはドコモとドコモ・インサイトマーケティングをJVとして立ち上げる。
2014年インテージに戻り、昨年度よりCMOとしてビッグデータ時代のデータアクティベーションを推進している。

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第2クール セッション

Y01:テレビメディアのNext Stageと求められる「価値ある」データとは?
~ デジタル化および放送と通信の融合により、テレビの力・テレビ広告のあり方はどう変わりゆくのか ~

デジタル化、放送と通信の融合などテレビ業界が大きく揺れ動く昨今、海外も含めてテレビ事情に詳しい方、日本のテレビの第一線で活躍されている方にご登壇いただき、米国のテレビの情報や日本のテレビメディアの取り組み、そこから求められるデータについて語っていただきます。インテージからはi-SSPやMedia Gauge(メディアゲージ)サービスをはじめ、スマートテレビ(IXT)と他データとの連携による視聴データへの革新的な取り組みをご紹介します。最後に、テレビの地域性、プログラマティックTV、テレビ連動広告配信のようなホットなテーマでパネルディスカッションを行います。テレビ業界の取り組みへのご理解とともに価値あるデータとは何かを考える機会にしていただけると幸いです。

アクセンチュア株式会社 戦略コンサルティング本部 シニア・プリンシパル
庄島 辰大 氏

インターネット黎明期よりデジタルメディアおよびデジタルプラットフォーム事業に従事。
1996年ヤフー株式会社に入社しコンテンツプロデューサーとして「Yahoo!ファイナンス」の立ち上げを担当。
1998年米DoubleClick Inc.(現Google Inc.)でカントリーマネージャーとして日本国内上位25社中90%以上のデジタルメディアに広告配信システムを導入。
1999年から妻、2男、1女とともに米シリコンバレーに居住してテクノロジー企業Denalii Inc.を創業し2001年に企業売却。
2003年には米ロサンゼルスに転居してビデオプラットフォーム企業PeeVee Corp.を創業し2012年に企業売却。
現在もロサンゼルス在住ながら2016年からアクセンチュア株式会社に参画してTV・映画・新聞・出版などメディアのデジタルトランスフォーメーションや、マーケティングテクノロジー領域を担当する。
趣味はアメリカンフットボールのスタジアム観戦。

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日本テレビ放送網株式会社 営業局スポット営業部 主任
巽 直啓 氏

2001年 日本テレビ入社、同年9月営業局スポット営業部配属(広告会社渉外兼作案担当)
2008年 7月報道局異動(経済部や社会部など)
2013年 12月営業局スポット営業部(スポンサー担当渉外を経て、デスクチーフ)、
現在に至る
(スポットセールス通算歴11年10ヶ月)

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株式会社インテージ Life Log Data事業本部 クロスメディア情報部 部長
株式会社IXT(イクスト) 取締役
早稲田大学 非常勤講師

李 相吉

入社後、データアナリストとしてマーケティング効果測定や需要予測などアナリティクスやコンサル、インターネットの特性を活かした調査及び分析の手法研究、調査パネルの構築および運営など行なう。2011年i-SSPを立ち上げ、以降広告効果測定を中心にクロスメディア事業を率いる。2014年ATP開発。2015年~2016年世界トップの調査会社との合弁会社設立に携わり、クロスプラットフォーム上での計測指標の開発と普及を商品開発とマーケティングの担当役員として参画。2017年より現職、i-SSPとMedia Gaugeの事業責任、全数系とパネルの融合した商品開発や事業推進に従事。

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株式会社インテージ 開発本部 エグゼクティブマネージャー
深田 航志

1998年ビデオリサーチ入社。調査部門に配属後、テレビメディアの営業を経て、デジタル部門で、主にモバイルのメディアデータの開発・企画・営業を担当。2016年から、テレビ視聴データと、外部データホルダーとの提携を担当。2017年に日本インタラクティブ広告協会(JIAA)に出向。
2018年 株式会社べらーた CMOに就任後、インテージに加わり、開発本部でテレビメディア、デジタルメディアのアドバイザーとして、商品開発や事業推進に従事。

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Y02:データドリブン最前線
~ノウハウ×マーケティングツール×データが変える『働き方』~

パナソニックでは、メディアミックス効果をデータで可視化し、広告施策全体を最適化していくことに課題があり、今年1月にMMMツールのサイカ社マゼランを導入されました。様々なデータを自動的に取り込めるスピード感、アウトプットのわかりやすさを実感されており、さらに、社内のデータに対する意識を高めるきっかけになったと評価されています。
ネスレ日本では、2016年に高速PDCAを可能とするDatoramaを導入し、オンライン、オフラインのマーケティング関連データをダッシュボード化、リアルタイムに施策進捗を把握し、キャンペーン期間中にメディアのPDCAを回すことを実現しています。最近では、アドベリの可視化に加え、態度変容のデイリー聴取も開始し、お客様にどう届いたかのライブモニタリングにもチャレンジされています。

パナソニック株式会社 アプライアンス社 コンシューマーマーケティング ジャパン本部 コミュニケーション部 メディアプランニング課 課長
古長 亮二 氏

<略歴>
■1973年 7月25日 大分県生まれ(45歳)
■1996年 長崎大学 経済学部卒業

<職歴>
■1996年 三洋電機株式会社 入社
家電販売会社に出向し、家電量販店を中心とした国内家電営業を担当
■2010年 同社マーケティング本部 事業企画部 マーケティング二課 課長
2010年1月に発足した全社強化事業「新・ベーカリー(GOPAN)プロジェクト」にてプロモーションWG・渉外WGリーダーを担当
■2011年 パナソニック株式会社 出向
アプライアンス・ウェルネス マーケティング本部
コミュニケーショングループ 宣伝企画チーム
■2015年 パナソニック株式会社 転籍
■現在 パナソニック株式会社 アプライアンス社 コンシューマーマーケティング ジャパン本部 コミュニケーション部 メディアプランニング課 課長
国内家電商品全般の宣伝・WEB企画を担当

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ネスレ日本株式会社 マーケティング&コミュニケーションズ本部 媒体統括部 媒体統轄室 ユニットマネジャー
村岡 慎太郎 氏

2003年ネスレ日本入社後、コーヒー豆の買い付けに従事。その後、資材・物品サービスのバイヤーを経て、デジタルの重要性を感じ、2012年よりデジタル開発ユニットにて、新規デジタルメディア開発に従事。2015年1月より媒体統轄室に異動。ネスカフェアンバサダー、キットカット、ネスレ通販などの“オンライン・オフライン”のメディアプランを担当。

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株式会社インテージ 特命部長
小金 悦美

2001年、株式会社インテージ入社。主に、化粧品・飲料・食品メーカ様のアカウント担当として、市場理解・ターゲット理解、施策の立案、そして評価と幅広い課題に対応。
現在は、特命として、サービス開発やアライアンスなどに従事。

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Y03:位置情報とアンケートデータで読み解く、エリアマーケティングへのヒント
~「銀座」「新宿」の街の研究と来街者オフライン行動実態の理解~

マーケティングにおけるログデータ活用において、「行動」を捉える位置情報が着目されています。インテージでは、NTTドコモとの合弁会社『ドコモ・インサイトマーケティング』が運用する「圧倒的な規模の位置情報・属性情報」と「アンケートによる意識データ」を独自に組み合わせて、生活者の行動と意識をリアルに可視化し、お客様企業のマーケティング活動・エリア研究のご支援を進めています。
本セッションでは、位置情報と属性とアンケートによって、「銀座」「新宿」の居住者ではなく『来街者』を捉えたデータのご紹介と、ご登壇者によるパネルディスカッションを実施いたします。
来街者のオフライン行動を読み解きながら、都市開発・出店・MD展開・コミュニケーション施策など、エリアマーケティング戦略のヒントにつながるセッションといたします。

株式会社マツモトキヨシホールディングス
営業統括本部 営業企画部長 兼 オンラインビジネスユニット シニア ユニットマネージャー 兼 経営企画本部 経営企画部 次長
松田 崇 氏

平成 8年 4月 株式会社マツモトキヨシ入社
平成21年11月 同社 経営管理部事業サポート 課長
平成22年 4月 同社 運営企画部運営企画課 次長
平成24年 4月 同社 店舗運営本部運営企画部 次長
平成25年 2月 同社 オンラインビジネ スユニット兼務
10月 同社 コスメサポート事業推進課兼務
平成26年 4月 マツモトキヨシホールディングス(出向兼務) オンラインビジネスユニット兼務 経営企画部兼務
平成28年 4月 同社店舗運営本部運営企画 部長
平成29年 4月 マツ モトキヨシホールディングス出向 営業統括本部営業企画 部長(現任)
オンラインビジネスユニット シニアユニットマネ ージャー兼務(現任)経営企画本部経営企画部兼務(現任)

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公益財団法人ハイライフ研究所 上席研究員
杉本 浩二 氏

早稲田大学教育学部卒。1984年、読売広告社に入社。主にプランニング・マーケティングを担当、退職前はR&D局局長。
2016年4月より現職にて研究活動に従事。研究所の主たる研究領域である「ひと・まち・消費」に則り、高齢者や若者、都市、そして、消費者行動を追いかける日々である。他に人材教育やワークショップなどに関しても、実践的に勉強させていただいている。

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慶應義塾大学商学部 教授
清水 聰 氏

慶應義塾大学商学部 教授
慶應義塾大学大学院 商学研究科卒 博士課程卒
博士(商学)
専門領域:消費者行動 論,マーケティング戦略

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株式会社インテージ DCG・サービス事業本部 リサーチ&コンサルティング1部 マネージャー
住吉 智哉

マーケティングリサーチ会社を経て、2004年インテージ入社。運輸・鉄道、旅行、教育などサービス業のプロジェクトに多数参画。
JCSI(日本版顧客満足度指数)同事業戦略会議(2013~)メンバー。現在は位置情報を活用した新サービスの推進も担当。

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Y04:「情報銀行」は構想から具現化へ
~生活者起点のパーソナルデータ流通がもたらす個人中心のマーケティング~

GDPR施行やパーソナルデータの活用で先行してきたグローバルIT企業によるデータ不正流用問題などを契機に、日本においてもプライバシー保護への関心が高まると共に、生活者個人を起点にしたパーソナルデータの流通・活用を実現させる「PDS(パーソナルデータストア)」や「情報銀行」等の機運が高まっています。本セッションでは、総務省飯倉氏から総務省/経済産業省が公表した「情報銀行の認定に係る指針」や情報信託機能活用促進事業による社会実装の取り組みを、そして情報銀行の事業化を進めるマイデータ・インテリジェンス福田氏とDataSign太田氏から各社の取り組みをご紹介いただき、マーケティングにおける可能性と課題についてディスカッションを行います。

総務省 情報流通行政局 情報通信政策課 調査官
飯倉 主税 氏

平成 7年 4月 郵政省採用
平成 9年 7月 米国留学(南カリフォルニア大学)
平成13年 7月 総務省総合通信基盤局電気通信事業部料金サービス課課長補佐
平成17年 8月 和歌山県企画部IT推進局情報政策課長
平成20年 8月 総務省情報流通行政局地上放送課課長補佐(地デジ担当)
平成24年12月 総務大臣秘書官
平成26年 9月 総合通信基盤局電気通信事業部電気通信利用者情報政策室長
平成27年 7月 情報流通行政局放送政策課企画官(NHK担当)
平成29年 7月 情報流通行政局報通信政策課調査官(現職 情報銀行やオリパラを担当)

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株式会社マイデータ・インテリジェンス 取締役
福田 勝 氏

1998年電通テック入社。消費財メーカーやチェーンストアに対して、「デジタル」「CRM」「リテールマーケティング」領域における専門家として、顧客購買データ分析、施策プランニングに携わる。
現在は、株式会社マイデータ・インテリジェンス 取締役としてセールスチームを率いる。生活者が自ら管理するパーソナルデータを起点に、生活者と企業をつなぐ「マイデータ・バンク事業」を通じて、安心安全、便利で豊かな社会づくりに取り組んでいる。
企業ホームページ :http://www.mydata-intelligence.co.jp

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株式会社DataSign Founder 代表取締役社長
太田 祐一 氏

証券会社に入社後、独立し、市場データ、ソーシャルデータを利用したニュースアグリゲーション・分析サービス事業を行う。
その後、DMP(データマネジメントプラットフォーム)やデータエクスチェンジ、マーケティングオートメーションの事業を複数立ち上げる。
企業主体で行われるデータ流通・活用を個人主体に置き換え、ブロックチェーンを用いた透明性の確保と公正なデータ流通を実現するため、
株式会社DataSignを設立し、代表取締役社長に就任、情報銀行・PDSのサービス paspit を2018年に開始。

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株式会社インテージ 開発本部 エバンジェリスト 兼 一般社団法人データ流通推進協議会 理事
伊藤 直之

2008年、株式会社インテージ入社。 主に消費財メーカーの社内外データ利活用基盤構築やマーケティングリサーチに従事した後、現在はデジタルマーケティング領域の新規事業開発を行う。 2013年よりオープンデータを推進するOpen Knowledge Japan運営メンバー。 ビジネス領域でのオープンデータやパーソナルデータなど多様なデータの公開・流通による利活用を推進することによって、より良い社会の実現をめざす。

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第3クール セッション

Z01:AI・ビッグデータ時代に価値をもつデータとは?
~ビジネス・技術・データの視点でみる、今、本当に知っておくべきこと~

多様化する生活者。進化し続けるAI技術。増え続けるビッグデータ。個への最適化が求められる打ち手。
『細かく見られるデータ』と『ビジネス・アクションの可能条件』が揃ったときに、『AI』はさらなる価値を発揮する。

本セッションでは、こんな今だからこそ是非とも知っておきたいデータ活用のポイントを、ビジネス・技術・データの視点から明らかにしていきます。
生活者もデータも複雑多様化する中で、部分最適に陥らないデータ活用の条件(花王 佐藤氏)、
それを可能にする最新の統計技術、世界のマーケティング分野のAI研究最前線からみた克服すべき課題 (星野教授)、
AIにインプットするデータの質を高めるための『全数系』ビッグデータの新・調査設計法、次世代データ連携(インテージ)等
の最新トピックスをご紹介いたします。

花王株式会社 デジタルマーケティング部 データサイエンス室 室長
佐藤 満紀 氏

学生時代に情報科学を学び1990年に花王株式会社に入社。配属した情報システム部門で、メインフレーム、クライアントサーバー、WEBアプリケーションといったアーキテクチャーが変化した時代に社内SEとして数多くの基幹系業務システムの設計~開発~運用を担当したのち、2004年に発足したマーケティング領域のデータ解析プロジェクトに参画。ビッグデータ、データサイエンティストといった言葉が登場する前からマーケティング部門でデータ統合、分析、可視化に取組む。現在は、長きにわたり現場で実践してきた経験、スキル、知見を活かし、所属するデジタルマーケティン部でデータドリブンなマーケティング活動を推進。また、マーケティング部門とIT部門の連携を強めるための橋渡しを行う。

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慶應義塾大学 経済学部 教授
兼 理化学研究所 AIPセンター チームリーダー
星野 崇宏 氏

2004年東京大学大学院博士課程修了。博士(学術、経済学)。04年統計数理研究所助手、08年名古屋大学大学院経済学研究科准教授などを経て15年より現職。専門は統計学、機械学習、行動経済学、マーケティングサイエンス。第13回日本学術振興会賞受賞。2017年日本統計学会研究業績賞受賞。行動経済学会常任理事。日本マーケティング・サイエンス学会理事。日本行動計量学会理事。応用統計学会評議員。

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株式会社インテージ Life Log Data事業本部 クロスメディア情報部 マネージャー
山田 護

インテージにて、各種メディアのリーチ計測の商品開発を担当。現在は、スマートTV視聴ログのビジネスモデル開発を推進中。前職の広告代理店では、交通系ICカード、クレジットカード、POSなど多種多様なデータの解析、ビジネス活用に従事。

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株式会社インテージ Life Log Data事業本部 クロスメディア情報部 シニアアナリスト
兼 慶應義塾大学 産業研究所 共同研究員
中野 暁

大学院で数理統計学を専攻後、株式会社インテージ入社。メディア領域を中心に、シングルソースパネルの設計・品質管理、データ解析、研究開発などに従事。現在は全数系ビッグデータの価値開発事業を担う。現在、慶應義塾大学 産業研究所 共同研究員、筑波大学大学院 システム情報工学研究科 博士後期課程 在学。

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Z02:気象で人の行動を予測する
~変化する気象現象を味方にするマーケティング戦略~

近年はこれまでに経験したことのない気象現象が増えています。「季節外れ」の暑さ寒さは人の行動にも変化をもたらします。
そこで、日本気象協会とインテージは、2017年よりそれぞれが保有する気象データ・解析技術とSRIデータを掛け合わせた「商品需要予測サービス」を展開しています。本セッションでは、 需要予測を活用した需給調整により、大幅な廃棄減少を達成した事例を、Mizkan岡本氏にご紹介いただきます。
また、カテゴリーごとに気象と売上の関係性を解析した「気象感応度」の結果と、気象データを味方につけた需要を喚起するマーケティング戦略をご紹介いたします。

株式会社Mizkan 生産物流本部 SCM企画部 部長
岡本 洋忠 氏

大学を卒業後、1996年に株式会社Mizkan入社。現在、生産物流本部SCM企画部に所属。
入社後、小売店への営業に携わり、大手小売を担当。
2009年よりマーケティング部門に異動。
主力ブランドの味ぽんを担当し、味ぽんMILD開発(2010年発売)に携わる。
その後、商品プロモーション、商品開発の責任者を経て、2018年7月よりSCM部門を統括する部署の責任者に。

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一般財団法人日本気象協会
防災ソリューション事業部 需要予測プロジェクト プロジェクトマネージャー

本間 基寛 氏

東京大学大学院理学系研究科修了後、2003年に日本気象協会入社。津波や豪雨災害に関する調査や研究に従事し、主に国やインフラ企業に向けたサービスを展開。この時にビッグデータ解析技術を磨く。
その後、京都大学防災研究所にて災害情報の効果的な伝達方法に関しての研究を行い、気象が人の心理へ与える影響について学ぶ。
2015年に防災ソリューション事業部に所属し、防災に関するコンサルティングを行う一方で、翌年4月より商品需要予測プロジェクトのマネージャーとして気象を経済に活用するプロジェクト全体を統括。
同年9月に日本自然災害学会学術奨励賞を受賞。
資格:気象予報士、技術士(建設部門)、博士(工学)

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株式会社インテージ、登壇者調整中

 

Z03:購買データを活用した店頭販促イノベーション
~効果・効率を格段に上げるデータドリブン・ターゲティング販促~

購買動線上で、狙いたい“ブランド/セールスターゲット”にシームレスにリーチできる。
商品開発時に精緻にターゲティングしても、実際にそのターゲットに到達できない現状をブレークスルーし、販促の効果・効率を格段に向上させるサービスとその事例をご紹介いたします。

カゴメ株式会社 マーケティング本部 広告部 宣伝グループ
細川 和紀 氏

2011年、カゴメ株式会社入社。トマトケチャップの製造、品質管理部門を経て現職。
主に、カゴメのデータマネジメント担当として、市場・消費者調査、広告効果測定、マーケティングシステム基盤構築と幅広い領域に取り組む。
マーケティング効率向上を目指し、社内でのデータドリブンマーケティング推進・定着に従事。

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株式会社リサーチ・アンド・イノベーション 代表取締役CEO
中岡 邦伸 氏

消費者の体験に基づいた調査の確立を目指して外資系覆面調査会社に入社。
その後、株式会社イトクロでの調査事業立ち上げを経て起業。
2011年(株)リサーチ・アンド・イノベーションを創業し、代表取締役に就任。
15年に渡り、生活者のリアルなデータに基づいた事業開発や企業のマーケティング支援に従事。

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株式会社インテージ 執行役員 経営推進本部長
昆 孝

1991年社会調査研究所(現インテージ)入社
主に消費財メーカーへのリサーチ、データ活用業務に従事
2018年職務
経営企画・人事、マーケティング、新規事業開発担当

学士(社会工学)
経営学修士(MBA)

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株式会社インテージ 経営推進本部 Transform推進室 マネージャー
飯野 洋志

1998年、社会調査研究所(現インテージ)に入社。
小売店パネル調査のフィールド担当としてSRIの基盤構築に従事する。
その後大阪営業企画部を経て、2006年の本社帰任後は、大手消費財メーカーのリサーチ企画・分析、営業を担当する。
2015年から集計・分析ツール「iCanvas」のピボット開発を担当。
2017年から「iTree -Marketing Navigation Platform-」の開発リーダーに着任。
ツール開発に携わる傍ら消費財の商品コンセプト/デザイン開発から販促企画にいたる一気通貫のマーケティング支援にも従事。
AFT色彩コーディネーター資格保持。

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Z04:AIはマーケティングをどう変えるのか
~AI活用で言語の壁を超える、発想の壁を超える~

本セッションでは、最新AI技術活用例を2つご紹介します。
大きく進むグローバル化の流れの中で、海外でローカルインサイトを取得し、マーケティング施策に活かすことの重要性はますます大きくなってきています。しかしそれには言語の壁、海を渡る時間の壁といった制約があります。弊社では、ここ数年で一気に進んだモバイル化と、画像認識技術により、仮説出しのためのデータ収集を、言語を超えた大量の写真で実現することができました。写真のチカラと楽しさを「Phox」サービスで味わってください。
もう1つは、自然言語処理と機械学習を活用することで、大量のテキストデータから、イノベーションを発見する研究事例をご紹介します。「創造性をもった人工知能」の最新研究をベースに「みんレポ」の消費・生活エピソードから、イノベーションに繋がるアイディア自動生成の研究についてご紹介します。

静岡大学 情報学部 情報科学科 講師 情報生成学研究室 主宰
須藤 明人 氏

2008年東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。博士(工学)。
(株) 野村総合研究所、日本IBM(株)、(株) ゼロストラクト、東京大学生産技術研究所 特任助教、Singapore Management University 訪問研究員(兼務)を経て、現在、静岡大学情報学部講師。
機械学習やベイズ推定の手法の研究と、社会実装に直結する応用研究に従事。特に近年は創造性を要するタスクを統計的手法で自動化する研究に興味。情報処理学会、電子情報通信学会、人工知能学会、日本認知科学会、Association for Computer Machinery 各会員。

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INTAGE Singapore Pte. Ltd. Managing Director
長谷川 順一郎

シンガポールに拠点の運営と、インテージグローバルの研究・事業開発を担当。
2001年インテージへエンジニアとして入社
2007年University of South Australia 大学院に留学
2013年インテージシンガポール現地法人を立ち上げ

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ブース

開催概要

イベント名 インテージフォーラム2018
開催日時 2018年10月18日(木)13:00~19:00
(12:00より受付開始・ブース展示オープン)
会場

ANAインターコンチネンタルホテル東京(溜池山王)
〒107-0052 東京都港区赤坂1-12-33 (受付:1F)

参加費

無料

主催

株式会社インテージ