表情解析を使った広告クリエイティブ評価 Facial Compass
心に響く広告づくりを支援
インテージの広告クリエイティブ評価は、従来の調査票によるアスキング方式による評価だけでなく、視聴者が広告を視聴した時の直観的な反応を表情解析で分析することで、より放映時に近い反応を聴取し、クリエイティブ改善に生かすことができます。
表情解析とは
顔の筋肉の動きから、その人がどのような感情を抱いているかを分類する学問(FACS理論)がベースになっています。
インテージでは、主にテレビCMやWeb動画のクリエイティブ評価に活用中。また、現在では、他分野への活用も行われています。
表情を解析するソフトウェアは、オランダ・ノルダス社のフェイスリーダーを採用。
顔の表情筋500ポイントの動きをとらえることができるため、表情変化が乏しいといわれる日本人の微細な表情の変化もとらえることができます。
視聴中の表情をカメラで録画するだけなので、他のノンバーバル調査と比較して、調査対象者に負担がなく、低コストで実施が可能です。定量調査ができます。
Facial Compassの活用方法
広告評価に特化したわかりやすいインテージの表情指標
FACS理論における、7表情をそのまま採用せず、広告評価に適したインテージ独自の表情指標を開発。
下記の3表情で広告を多面的に評価します。
注目顔
気になる、関心がある、ハッとさせられるシーンなどで反応
笑顔
ポジティブな感情の際に見られる反応。面白いだけでなく、心が穏やかになるような場面でも反応が見られます。
思案顔
シーンで伝えていることを理解しようとしたり、何を伝えているか考えているときに見られる反応。めったにありませんが、ネガティブな印象を感じた時にも同様の反応が見られます。
※ シーンによってはネガティブ感情の場合もあります
広告案の改善点をより具体的に確認
表情反応が高いシーンと、反応がないシーンが秒単位でわかるため、反応がないシーンの改善案をご提案いたします。
また、インテージで過去に実施したクリエイティブ評価のデータベースから編み出した利用意向の高いCMの条件と照らし合わせて評価することも可能です。
表情反応曲線
広告を視聴しているの間の心(表情)の変化をチャート化
・15秒間でも、異なる指標で大きな反応があるのは良い広告
・反応がないシーンがあれば、反応を促すシーンに改善
ノルム値比較
過去のCM評価の平均値と比較して、どの表情指標が高いか評価