インテージフォーラム 2018 開催報告

「インテージフォーラム2018」は、おかげ様で700名を超えるお客様にご出席いただき、本年も盛況のうちに終了することができました。厚く御礼を申し上げます。

本年のインテージフォーラムは「Connect the Dots to the Next Stage」をメッセージとして掲げさせていただきました。デジタル化の波によって、生活者の情報接触、購買行動をはじめ、あらゆるものが変化する中、マーケティングの変革のためには、以下の3つの “Connect＝つなぐ” が必須であると私たちは考えています。
1つ目は、「カスタマージャーニーをつなぐ」。
昨今、店頭のデジタル化が注目されていますが、カスタマーファースト実現のためには、オンラインとオフラインをつないだ生活者の購買体験のデザインが今まで以上にその重要性を増していきます。
2つ目は、「業界間を共通の生活者理解でつなぐ」。
商品・サービスを生み出すメーカー、購買の場となる「小売」、購買前後の情報接触の場である「メディア」、異なる業界同士が共通の理解を持ち、生活者に対して統合化された購買体験を提供していくことが求められています。
3つ目は「マーケティングPDCAをつなぐ」。
個々の生活者に向き合うマーケティングを実現するためには、データを統合的に扱い、スピーディにアウトプットすることでマーケティングのPDCAへとつないでいくことが重要であると考えます。

フォーラムでは、この３つの「つなぐ」の実現に向けた、さまざまな取り組みをご紹介させていただきました。
加えて、昨年お約束させて頂いた、「SRI^®（全国小売店パネル調査）」のリニューアルも予定通り準備を進めており、正式なサービス名を「SRI＋（プラス）」に決定いたしました。「SRI＋」は、さまざまなデータ間、そして関係する業界間をコネクトするHUBデータとして、上記3つのつなぐを実現し、皆様のマーケティングの発展をサポートできると考えております。

インテージはこれからも、「お客様ビジネス課題の理解」、「データ」、「テクノロジー」をつなぐ統合力をもって、新たな価値の創造と提供に努めてまいります。そして、皆様とつながることで、マーケティングのネクストステージを一つ一つ実現していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。