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マーケティング用語集製品テストとは

製品テストの目的

製品テストの主な目的は次のように分けられます。

1.新製品
品質(または機能)について消費者の評価レベルを測定して、発売したときそれを市場が受け入れてくれるかどうか、またその市場の大きさを知ること
2.現行製品
競合製品と比較して品質面で改良すべき点があるかどうかを知ること、さらにどの製品属性を改善すべきかの示唆を得ること
3.改良品
自社従来品あるいは競合製品と比較して発売すべきかどうか、また改良品が複数のときはどの改良品を発売すべきかを決めること

テスト製品の条件

品質面だけの評価を知るためには、銘柄や広告文や包装なしの状態でテストを行う「ブラインド(目かくし)テスト」があります。また銘柄入りの包装のままでテス トすることもありますが、それらの効果のために品質評価が乱されます。しかし、逆にそれらを含めた効果を知ることができ、両方の状態でテストを行うことによって品質と諸効果を分解することも可能です。

また対象者に1人1製品を評価する「モナディックテスト」と、1人2製品を評価する「一対比較テスト」があります。前者はそれぞれの製品を別々のグループに割り付けるので、グループ間の特性に差が出ないように、多くの調査対象者からの評価が必要になります。(対象者が多いと調査コストが大きくなるデメリットがあります。)一方、後者は、1人が2製品を評価するので、製品間の差が出やすい傾向がありますが、どちらの製品を先に評価するかで結果が異なることがあり、評価する順序をランダムに割り当てる対処をします。

テスト項目

「購入意向」「好意度」「属性別評価」「イメージ評価」がおもな項目です。製品ごとに単独の「絶対評価」を求める場合と、競合品に対して「相対評価」を求める場合があります。

オレンジジュースの製品テスト(実例)

オレンジとみかんの最適の混合割合を求めることが目的で、次のような調査を実施しました。

テスト製品 混合割合の異なる5種類のジュース
テスト対象者 過去6カ月のジュース飲用者600人。会場テストなので付近の通行者から選定
製品割当法 一対比較法。2製品ずつの組み合せ10通りを60人ずつに割り当てる。
テスト結果 選好度によって各製品にスコアを与え、製品別の結果を比較した。図のように製品2の混合割合がもっとも好まれるという結果が得られました。

選好度によって各製品にスコアを与え、製品別の結果を比較したテスト結果の図

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