Search

キーワードを入力してください

マーケティング用語集判別分析とは

判別分析とは、ある対象についていくつかの量的データを用いて、その対象が属するカテゴリーを判別、予測または推測する方法です。例えば、一人の顧客が自社製品を買うか買わないか(2つのカテゴリー)を、その顧客の特性や意識を用いて判別します。この方法は多変量解析の一つに属しており、この場合は「買う・買わない」が目的変数で、顧客の特性などは説明変数となります。過去のたくさんの事例データを用いて判別分析を行って、何が購買に利いているかを知ることによって、以後の販促、広告戦略の決定に役立たせることができます。

この解析の手続きは次のようになります。

1)2群判別 話を簡単にするために、顧客が「購入した・購入していない」を目的変数とし、顧客の年齢(x1)と所得(x2)の2つを説明変数とします。はじめに、2つの説明変数を用いて、多数の顧客を図のようにプロットしてみます。さらに、グループ I の×印は購入していない客、グループ II の○印は購入した客を表します。

この2つのグループを判別するのに、x1のデータだけ見ても(つまり図の下方から見ても)、またはx2のデータだけで見ても(図の左側から見ても)、両グループの重なりが大きすぎます。しかし図のZ軸に直角な斜め方向から見ると、両グループの重なり( I’ と II’ )はずっと小さくなります。このzの値は次の1次式で表すことができます。

今後の顧客について年齢(x1)と所得(x2)のデータが得られれば、上式からZの値を計算して、その値が図の分点Z0より大きければ購入、小さければ非購入として予測することになります。

2)多群判別 図で顧客のグループ(群)が3つあったとすると、一方向から見ただけでそれらをうまく判別できないかもしれません。その場合は、例えば一方向からAグループとB・Cグループを判別し、他方向からBグループとCグループを判別することになります。そのため3グループの判別には上の判別式が2つ必要になります。

図 2グループ(群)の判別分析

関連サービス