マーケティング用語集
ビュースルーコンバージョン(View Through Conversion)
ビュースルーコンバージョンとは、広告が表示されたもののクリックはしなかったユーザーが、その後別の経路でコンバージョンに至った件数を指します。クリックを伴わない広告接触の間接的な効果を把握するための指標として使われます。
特に、ディスプレイ広告や動画広告、SNS広告など、認知や想起の形成に寄与する施策では、クリックだけで効果を評価すると実態を捉えにくい場合があります。ビュースルーコンバージョンは、こうした広告接触の貢献を補足的に把握するための考え方です。
クリックスルーコンバージョンとの違い
クリックスルーコンバージョンは、広告をクリックしたユーザーが一定期間内に成果へ至った件数を指します。一方、ビュースルーコンバージョンは、広告を見たがクリックしなかったユーザーが後から成果に至った場合を対象とします。前者が直接的な反応を捉えるのに対し、後者は間接的な広告接触の影響を見ようとする点が異なります。
活用の考え方
ビュースルーコンバージョンは、認知目的の広告や、すぐにクリックされにくい広告の効果を補助的に評価する際に用いられます。ラストクリックだけで評価すると見えにくい施策の貢献を把握しやすくなりますが、あくまで広告表示と成果の関係を示す補助指標として扱い、他の指標とあわせて判断することが重要です。
見るときの注意点
ビュースルーコンバージョンは、因果関係を単独で証明するものではありません。もともと購入意向の高いユーザーが含まれている可能性もあるため、クリックスルーコンバージョン、到達、ビューアビリティ、配信面などと組み合わせて総合的に評価する必要があります。
まとめ
ビュースルーコンバージョンは、クリックだけでは測れない広告の間接的な貢献を把握するための指標です。特に認知拡大を目的とした広告の評価で補助的に用いられ、他の指標とあわせて見ることで施策全体の理解につながります。
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