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マーケティング用語集

OTS(オーティーエス)

広告接触機会推定(Opportunitiy To Seeの略)。“生活者のメディア行動習慣”と“各メディアへの出稿状況”より、生活者の広告接触機会、つまりリーチを推定して効果を検証していく方法。

OTSが注目される背景

広告接触ログを用いて、確実に広告接触した人を対象にアンケート調査を行う方法は、メディア評価の精度が高く、妥当性が高いが、2018年のEUでのGDPR(一般データ保護規則:General Data Protection Regulation)適用を受け、個人情報の取り扱いが厳格化されたことによって、特にデジタルメディアにおいて広告接触ログを取得することが難しくなっている。

一方、広告接触ログを使用せずに「広告を見た」と答えた人に調査をする方法では、その商品やサービスの関与度によるバイアスが発生しやすいため、回答結果が実態と異なりやすく、妥当性に欠くという問題が生じる。(例:特定の商品をよく購入する人が、その商品の広告を覚えやすい など。)

そこで、上記の問題を解決すべくOTSが用いられている。OTSによって、生活者が対象のメディア広告に接触していたかどうかを推定し、その推定を基にアンケート調査を行うことで、メディアカバレッジと妥当性を両立したメディア横断の広告効果測定が可能となっている。

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