Service

サービス

Search

キーワード検索

マーケティング用語集

アクティブユーザー(Active User)

アクティブユーザーとは、「Active User」の頭文字を取ったAUとも呼ばれる指標で、特定の期間内にWebサイトやアプリケーションを1回以上利用したユーザーの数を指します。日本語では「実利用ユーザー数」などと訳されます。単なる会員登録者数やダウンロード数とは異なり、実際にサービスがどれだけ利用されているかを示す「事業の健全性」を測るための重要な指標です。この数値が高いほど、多くのユーザーがサービスに価値を感じ、継続的に利用していることを意味します。

アクティブユーザーと関連指標の違い

アクティブユーザーは計測する期間によって呼び方が変わります。また、類似指標であるユニークユーザー(UU)とは定義が異なるため、正しく使い分けることが重要です。

■ DAU(Daily Active Users)

・対象:1日あたりのアクティブユーザー数
・時間軸:日次
・適したビジネス:SNS、ニュースアプリ、ゲームなど、ユーザーが毎日利用することが想定されるサービス

■ WAU(Weekly Active Users)

・対象:1週間あたりのアクティブユーザー数
・時間軸:週次
・適したビジネス:ビジネスツール、動画配信サービスなど、週に数回の利用が想定されるサービス

■ MAU(Monthly Active Users)

・対象:1ヶ月(28日または30日)あたりのアクティブユーザー数
・時間軸:月次
・適したビジネス:ECサイト、SaaS、メディアサイトなど、多くのWebサービスでKPIとして利用される汎用的な指標

■ ユニークユーザー(UU)

・対象:特定の期間内にサイトやアプリを訪問したユーザーの数
・時間軸:任意(日次、週次、月次など)
・適したビジネス:Webサイトの規模やリーチを測る際に利用
※アクティブユーザーは「利用(エンゲージメント)」を伴うユーザーを指すのに対し、ユニークユーザーは単純な「訪問」のみでもカウントされる点で異なります。特にGoogleアナリティクス4(GA4)では、アクティブユーザーは「エンゲージメントセッションがあったユーザー」と定義されており、より実態に近い利用状況を反映します。

アクティブ率の計算方法

アクティブユーザー数そのものだけでなく、ユーザーの定着度やサービスの継続性を測る指標として「アクティブ率」が用いられます。特に「DAU/MAU比」は、月間のアクティブユーザーのうち、どれくらいの割合が毎日利用しているかを示す指標で、サービスの「粘着性」を測る上で重要です。

基本的な計算式は以下の通りです。

アクティブ率(DAU/MAU比) = DAU ÷ MAU × 100(%)

この比率の目安は業界によって異なりますが、一般的にSNSやゲームアプリでは20%以上で良好、50%を超えると非常に優れているとされます。自社のサービスの特性を理解し、過去の数値と比較しながら推移を観測することが大切です。

アクティブユーザーを増やすための施策

アクティブユーザー数を維持・向上させるためには、ユーザーがサービスを継続的に利用したくなるような働きかけが必要です。

オンボーディングの最適化

新規ユーザーが初めてサービスを利用する際に、その価値や主要な機能をスムーズに理解・体験できるよう導くプロセスを指します。初回利用時の体験が悪いと、ユーザーは二度と戻ってこない可能性があります。チュートリアルの改善や、初回ログイン時のガイドを充実させることで、早期離脱を防ぎ、その後の継続利用につなげます。

プッシュ通知・メールマガジンによる再訪促進

しばらくサービスを利用していない休眠ユーザーや、離脱しそうなユーザーに対して、能動的にアプローチする手法です。新機能の告知、パーソナライズされたおすすめコンテンツの紹介、限定クーポンの配布など、ユーザーにとって有益な情報を適切なタイミングで届けることで、再訪のきっかけを作ります。

新機能の追加・コンテンツの更新

ユーザーがサービスを使い続ける理由の一つは、常に新しい価値や体験が得られることです。定期的な機能改善や、ユーザーの興味を引く新しいコンテンツ(記事、動画、イベントなど)を提供し続けることで、サービスへの飽きを防ぎ、継続的な利用を促します。ユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れることも有効です。

まとめ

アクティブユーザーは、ダウンロード数や会員登録数といった量的な指標だけでは見えない、事業の「質」や「健全性」を可視化する生命線ともいえる指標です。DAU、WAU、MAUといった時間軸の異なる指標を使い分け、自社のサービス特性に合ったKPIを設定することが求められます。アクティブユーザーの増減に影響を与える要因を分析し、継続的に改善施策を実行していくことが、サービスを成長させる上で非常に重要です。

ビジネスの成果につなげるには
顧客接点を最適化し、良質な顧客体験を提供し続けるには、生活者の心理や行動変容を深く理解した戦略が欠かせません。インテージでは、国内最大級のデータを活用して生活者のインサイトを可視化し、一気通貫でマーケティング活動の高度化を支援します。

マーケティング支援サービスを見る

Contact

インテージの商品・サービス、
各種調査に関するご相談、
資料請求やお見積り等は
お問い合わせフォームをご利用ください。