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マーケティング用語集識別テストとは

2つの製品の品質の差を消費者が識別できるかどうかは、製品差別化戦略をとる際に当然知りたいところです。

識別の方法としては、製品AとBに客観的順位があるとき、その順序を答えさせる方法(甘味成分がわかっているとき、どちらが甘いかをきく)と、AとBを表示しないで同じか異なるかを当てさせる方法があります。後者はさらにいくつかに分けられます。どの方法も適当に回答しても当たることがあるから、その確率を計算して有意性の検討を行わなければなりません。

解説

識別の手順と結果の検定の仕方を、それぞれの識別法について解説します。

1)2点識別法
製品AとBの甘味成分の量に違いがあるとき、両方を提示してどちらが甘いかを回答してもらいます。結果は正答と誤答に分けることができ、正答が多いほどよく識別されたといえます。有意差検定は、偶然当たる確率を1/2として二項分布で行います。各人の試行n回のうちa回が正答であれば、a回以上の正答が無作為にあらわれる確率を求めて、それが有意水準(例えば5%)以下であれば有意(つまり識別可能)とします。
2)1:2点識別法
最初に製品a(またはb)を提示してその特徴を記憶したのち、改めてAとBを提示して、初めと異なるほうの製品を当ててもらいます。結果の評価は1)と同様。
3)3点識別法
製品3個を1組にして「このうち2個は同じ物で1個は異なったものです。どれが違う製品か」と聞きます。検定は偶然当たる確率を1/3として二項分布で行います。
4)ふりわけ識別法
m個のA製品とn個のB製品の組み合わせであることを伝えた上で、それらをA群とB群とにふりわけてもらいます。A製品をa個以上偶然に取り出す確率pを計算して検定に用います。

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